ニュースでスニーカーでの通勤について報じられ、一部で話題になりました。どうやら「働く世代の1日の歩数を、今より1,000歩増やし、運動不足の解消を目指す」という狙いがあるようです。
既に導入し始めている企業もあるようですが、今日はその視点とは少し違う視点からのお話をしようと思います。
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■世の中にはたくさんの靴がある
世の中にはハイヒール、スニーカー、革靴、ブーツ、ランニングシューズ、バスケットボールシューズなど様々な靴が存在します。
それぞれの靴はそれぞれの目的に合わせて作られています。そのことを知った上で、靴を選んでいくこと、自分の足をケアしていくこと、が大切です。
■足の役割
人間の足には3つの役割があります。
1. ショックアブソーバー(衝撃吸収)
2. 効率的な推進力
3. 姿勢の保持
これらの役割ができなくなると、身体への負担が増し、〇〇が痛い、〇〇が凝るといった悩みが増えてくると考えられます。
■靴が足に及ぼす影響

なぜ、今回、靴のことをお話しようかと思ったかというと、靴を適切に選ばないと、知らず知らずのうちに、足の役割を阻害してしまっているかもしれないからです。
例えば、上のような靴にはそれぞれの良さがありますが、やわらかすぎる靴は、かかとの傾きに影響を与える可能性があります。
また、つま先が極端に細い靴は外反母趾や内反小趾の原因になりかねません。