“おとなの飲み物”にふさわしい味には、概して苦味や酸味があるように思う。子どもは嫌がってソッポを向いてしまいます。

だからおとなの飲み物はおとなの味がするのです。そこにおとなにやさしい成分も欲しいところです。

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アルコールが含まれているからおとなの飲み物と称される時がある。
苦みとキレの良さを謳い文句にするなら、やはりビールですよね。ラグビーワールドカップの試合観戦にピッタリ。「辛口、生」のキャッチが追い打ちを掛けますね。(笑)
おとなの飲み物はお酒類だけではない。おとなの飲み物は味を楽しむだけではありません。
からだにやさしく、そしてアロマのリラックス効果のような、ひとときの安らぎも与えてくれる香り成分が含まれていればbetterです。

味と香り、心身の健康に対する要求に応えてくれるのが、香り高い『コーヒー』です。
苦味や酸味が混然と融合した深い味わいで、ホッと一息つけるコーヒー・・・。アルコール飲料のように、感覚を麻痺させて現実逃避するのとでは訳が違います。


突然ですが、糖尿病の代表的な特徴は血中の血糖値の調整が難しくことです。その原因は多岐に渡ります。糖尿病にはⅠ型とⅡ型があります。肥満や運動不足、遺伝、ストレス等が要因になるⅡ型だけでない。ウイルス感染等によるインスリンの分泌異常が主な原因のⅠ型もあるのです。それだけ厄介な疾患です。(※1)
この糖尿病は基本的に血液中の血糖値が高くなって血管を傷付けてしまうのです。

話しは少々横道に外れます。
今、改称で話題になっている糖尿病。糖尿病の研究が進んだことで、実際の病態や症状と病名に隔たりが生じている。古い先入観や誤解による偏見が患者を苦しめています。「ダイアべティス」という英語由来の呼び方が、日本糖尿病学会から提案されています。

(※2)

話しを戻しましょう。

コーヒーには・・・、

クロロゲン酸;血糖値や血圧の改善,調整に有効。
カフェイン;血管内皮の健康維持に効果的。
ポリフェノール;抗酸化作用があるのでがんの予防に注目されている。愛飲されている人は肝がん,子宮体がんの発症を抑えるとの研究報告がある。

このように健康に役立つ成分が含まれています。(※3)

ちなみにカフェインとポリフェノールは緑茶にも含まれている。緑茶の効用も捨てたものではありませんよね。

コンビニではコーヒーのサブスクリプションがスタートしています。健康に良いコーヒーをどうぞ愛飲して欲しいものです。

【参考】
(※1)2022年11月13日読売新聞 糖尿病の今を正しく理解し、対策を
(※2)2023年10月4日読売新聞 解説 糖尿病新呼称案
(※3)健検公式テキスト増補改訂第2版 飲み物と健康

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

コーヒーは健康飲料
岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。


生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

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