1974年3月21日、沢田研二「恋は邪魔もの」がリリース〜“ロックスター・ジュリー”の幕開けとなった名曲

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沢田研二にとって1974年は画期的な年となった。

完全に井上バンドの音だけで制作された「恋は邪魔もの」(作詞安井かずみ・作曲加瀬邦彦)が発売されたのはその年の3月21日だった。実は70年代のヒット・シングルで、完全に井上尭之バンドの音だけで制作された彼のA面楽曲はそう多くはない。前年、彼をスターダムに乗せた「危険なふたり」もロック仕立ての演奏であるが、演奏はスタジオミュージシャンであった。

1974年3月21日、沢田研二「恋は邪魔もの」がリリース〜“ロックスター・ジュリー”の幕開けとなった名曲

この74年という時期…井上バンドにはギターに速水清司が加わり、ドラムは原田祐臣から田中清司に、ベースはサリーこと岸部修三(現・一徳)、そしてキーボード大野克夫。井上バンドの充実の音が出来上がった頃である。このシングルを契機に、沢田研二はその後の自分のスタンスを「井上尭之バンドのヴォーカリスト」に置いた感がある。タイガース、PYG、そしてソロデビューと辿って来た彼の中には絶えずバンド願望があり、プロデューサー加瀬さんはそれを見越し、さらに当時のフルバンドやスタジオミュージシャンによるレコードサウンドではなく、生のバンド演奏による新たなる日本のロックスター作りを目指したと思う。

こうして「恋は邪魔もの」はジャケットも井上堯之バンドの写真を散らばせ、バンド色を前面に押し出し、大野克夫中心の編曲によりリフを使ったロック調に仕上がった。「危険なふたり」と「追憶」の大ヒットの狭間で世間の知るような大ヒット曲とは決してならなかったが、彼の華々しい音楽史の中で「恋は邪魔もの」は画期的なシングルだったと思う。


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