中国とロシアが国交樹立から70年~それでも脆弱な両国の関係

中国とロシアが国交樹立から70年~それでも脆弱な両国の関係

「黄禍」(独: gelbe Gefahr)を世界に知らしめた寓意画”ヨーロッパの諸国民よ、諸君らの最も神聖な宝を守れ(ドイツ語版)”(黄禍論 – Wikipediaより)

人種問題が復活~根底にある人間の性

飯田)潜在的には、かつて中ソ対立というものもありました。

宮家)さらに言えば、その前のロシア皇帝は黄禍論と言って、人種差別的なことをやっていたわけですから、それが今も残っていないはずがないのですよ。その意味でも、ロシアと中国は決して蜜月ではないはずです。

飯田)普通の三角関係的なもので二者対立があったら、もう一方は勝ち馬に乗るかと思いきや、ロシアの歴史的背景まで考えると、おいそれと中国に乗るよりはと考える。

宮家)ロシアにとっては中国が大事なのではなくて、ロシアの国益が大事だから。

飯田)逆にアメリカの視点から考えると、いまはロシアゲートなどもあって難しいかもしれないけれど、そういう条件を一切取っ払ったら、ロシアに接近すると。

宮家)もう一点、非常に危険なことが先ほどの日経新聞に書いてあったのですが、アメリカ国務省で戦略問題を担当している政策企画局長が、米中の対立について「白人国家でない大国と戦う初めての経験となる」と言っていると書いてあるのです。米国の国務省の局長が公式に発言したのですよ。ちょっと待て、日本と戦争したのではなかったのかと。つまりこれは、米中問題が実は人種問題でもあり得るということを鋭く突いているのです。人種問題という古い考えが復活していると考えるべきです。


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