今から52年前の今日1967年8月20日にリリースされた「モナリザの微笑」は、ザ・タイガースのクラシカル・バロック路線第一弾であった

ジャケットでザ・タイガースがまとった中世の騎士風のコスチューム(「王子様ルック」と呼ばれた)は、これまで彼らの衣装を手がけて来たブティック『ベビードール』の経営者であり、文化人・芸能人が常連客だったイタリアン・レストラン『キャンティ』の女主人でもある川添梶子のデザインによるものである。

さらに彼女は、「モナリザの微笑」発売直後の『ウエスタン・カーニバル』出演用に、黒いベルベットのミリタリー調の上着に白いスキーパンツ、リング・ネックレスをアクセントにしたシックな衣装もデザイン。これはテレビ出演時の度に着用していたこともあって、お茶の間でも親しまれ、タイガースのアイコンとして広く認知されていった。そして、「王子様ルック」を含めこれらの中世風コスチュームは、その後のGSのユニフォームの雛型となっていったのである。

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衣装だけではない。ザ・タイガース(と言うよりも、すぎやまこういち)が「モナリザの微笑」で打ち出したクラシカル・バロック路線は、その後も「落葉の物語」→「白夜の騎士」→「光ある世界」と続き、アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』で結実するが、アダムスやピーコックスなど後進GSたちにも継承されていったのである。

ザ・タイガース「僕のマリー」「シーサイド・バウンド」「モナリザの微笑」ジャケット撮影協力:中村俊夫&鈴木啓之

【著者】中村俊夫(なかむら・としお):1954年東京都生まれ。音楽企画制作者/音楽著述家。駒澤大学経営学部卒。音楽雑誌編集者、レコード・ディレクターを経て、90年代からGS、日本ロック、昭和歌謡等のCD復刻制作監修を多数手がける。共著に『みんなGSが好きだった』(主婦と生活社)、『ミカのチャンス・ミーティング』(宝島社)、『日本ロック大系』(白夜書房)、『歌謡曲だよ、人生は』(シンコー・ミュージック)など。最新著は『エッジィな男 ムッシュかまやつ』(リットーミュージック)。

今から52年前の今日1967年8月20日にリリースされた「モナリザの微笑」は、ザ・タイガースのクラシカル・バロック路線第一弾であった

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