中国アニメ映画『羅小黒戦記』の寒木春華スタジオと非人哉工作室が制作を手掛けたアニメ『万聖街(ばんせいがい)』の日本語吹替版制作が決定した。

【写真】アニメ『羅小黒戦記』細部まで書き込まれたキャラ&美術設定画

 原作は、weiboにて2016年より連載中のFENZ所属の漫画家・零子還有鈔によるWEB漫画『1031万聖街』。

主人公の善良な悪魔ニールが、人間界で人ならざる者たちと一緒に楽しく暮らす日常生活をコミカルに描く。

 アニメはFENZ、テンセント、天聞角川の3社による共同プロデュースで、2020年4月から中国のテンセントビデオで配信中。悪魔でありながら善良、カジュアルTシャツ好きの吸血鬼といった原作の個性的なキャラクターを再現し、躍動感ある演出によって大きな話題に。中国での総再生数は2億を超えている。

 なお、2022年3月26~27日開催の「Anime Japan 2022」アニプレックスブースにて、本作のビジュアル掲出と原作者・零子還有鈔からのお祝いコメントを展示予定だ。