映画『ゾッキ』(2020)で共同監督を務めた竹中直人山田孝之、齊藤工の3人が再度監督を務める『∞ゾッキ シリーズ』(全12回)。このたび、竹中が監督を務める同シリーズのドラマ『平田さん』に、長井短、山下リオ、原作者・大橋裕之らが出演することが発表され、予告映像、場面写真、メイキング写真が解禁された。

【動画】『∞ゾッキ シリーズ』より竹中直人監督ドラマ『平田さん』予告

 人気漫画家、大橋裕之の幻の初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』に収録された作品群を、竹中×山田×齊藤の共同監督で一本の長編映画としてまとめ上げた映画『ゾッキ』、その裏側をドキュメンタリーとして描いた映画『裏ゾッキ』の公開から約1年。『∞ゾッキ シリーズ』は、その続編として、地域ごとに展開する、ドラマ、ドキュメンタリー、旅番組を融合したシリーズとなる。

 竹中が監督を務める『平田さん』は、昨年出版された大橋の作品集『ゾッキ C』を基に、愛の書店員がゆがんだ社会ににらみをきかせる様を描くドラマ。

 平田さんを演じるのは、映画『地獄の花園』『僕の好きな女の子』などに出演し、モデルとしても活動する長井短。平田さんと同じ喫茶店で働くメガネを演じるのは、連続テレビ小説『あまちゃん』や映画『あのこは貴族』など数々のドラマや映画に出演し、幅広い役をこなす山下リオ。2人が働く喫茶店のマスター・小林をマキタスポーツが演じ、さらに原作者の大橋裕之も登場。そのほか、沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)、中村達也、井口昇、土佐和成、希咲美羽も出演する。

 脚本は『東京放置食堂』の和田清人、音楽プロデューサーは映画『溺れるナイフ』『青くて痛くて脆い』などの菊地智敦、撮影は『THE CITY』の黒柳勝喜、特殊メイクはKing Gnuのミュージックビデオなどを手掛ける快歩、編集は『余命10年』『新聞記者』の古川達馬。音楽を、トラックメイカー:メイリンのソロプロジェクトであるZOMBIE‐CHANGが務め、「平田さん」の世界観を盛り上げる。

 本作について、竹中は「直感的に閃いたキャスト!そして平田さんを包み込む音楽は大ファンだったZOMBI‐CHANG! 最高の共犯者達が《平田さん》の世界を盛り上げます!!」とコメントしている。

 喫茶店店員・瓶底眼鏡のメガネ(山下リオ)が頼りにしている同僚の平田さん(長井短)は、いつも眉にしわを寄せ、何かにらみつけている。2人が暮らすこの町は平和で、とてものどかで、優しい風が流れている。だがそれに紛れて町の人々は姑息で…。

 第1話予告映像は、平田さん(長井)とメガネ(山下)が、万引き犯を追いかけようと本屋から飛び出すところから始まる。一度見失った犯人を見つけ、平田さんに「あの人です」と教えるメガネ。平田さんは「まかせといて」と言い、どこか凄みを漂わせながらゆっくりと犯人に近づいていく。果たして平田さんは無事に犯人を捕まえることができるのか。次の展開が気になる、ユーモラスな雰囲気が漂う映像となっている。

 なお本作は、撮影地の愛知県蒲郡市で、4月23日にプレミアム上映会を開催。

 『∞ゾッキ シリーズ』は、BSデジタル放送「BSJapanext」にて毎週日曜22時より先行放送中。ドラマ『平田さん』は4月24日と5月1日に放送。作品の舞台となった蒲郡の街を松井玲奈が案内する旅番組『旅ゾッキ 蒲郡編』も4月17日に放送。7月よりAmazon Prime Videoほかにて配信。