『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』の第1弾ゲストキャストとして、八嶋智人、藤森慎吾、立石晴香、島崎和歌子、姜暢雄、岸田里佳の出演が発表された。
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2大ヒーローによる2本立て上映の復活作品となる本作。
『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系/毎週日曜9時)は、主人公の五十嵐一輝(前田拳太郎)が大切な家族を守るため、一輝自身に宿る悪魔のバイス(声・木村昴)と契約を結ぶことで、一輝は「仮面ライダーリバイ」に、バイスは「仮面ライダーバイス」に変身。人間と悪魔がバディを組んだ“一人で二人”の最強コンビの仮面ライダーが戦う姿を描いた、仮面ライダーの生誕50周年記念作品。
そして、スーパー戦隊シリーズ46作目となる『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系/毎週日曜9時30分)は、日本の昔話「桃太郎」をモチーフに、主人公の桃井タロウがドンモモタロウ(レッド)に変身し、お供であるサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、そしてオニシスター(イエロー)とともに人間の欲望から生まれるモンスターに立ち向かう。ルックスもチームワークも凸凹で“超個性的・クセ強な”いまだかつて見たことがない異色のスーパー戦隊作品だ。
五十嵐一輝、五十嵐大二、五十嵐さくらの五十嵐3兄妹が、突如発生したハイジャック事件でとらわれた両親と乗客を奪還するため禁断の地・エリア666を舞台に闘いを繰り広げる『劇場版 仮面ライダーリバイス』。今夏の劇場版に出演するゲストキャストの1人は、初の「仮面ライダー」作品参加となる八嶋智人。ある人物の悪魔で、過去に宿主の元から逃亡し無関係な人間の肉体に宿ることで行方をくらませている外海雅人/シック(人間態)を演じる。
八嶋は「仮面ライダーの初回が1971年ですから、その歴史は僕の人生とほぼ同じ。今まで平行線を辿り、交わる事のなかった時間軸が遂に重なった感動の瞬間であります。撮影も非日常の連続! 子供にかえって、出演者なのか見学の少年なのか(完全なおじさんですがw)わからなくなっているほどでした」と話す。
さらに、そのシック(悪魔態)の声を藤森慎吾が担当。現在テレビ放送中の『仮面ライダーリバイス』の“変身ベルト”の声も担当している藤森が、劇場版では八嶋と“2人1役”でキャラクターに命を吹き込む。
藤森は「今回は謎の悪魔役です。仮面ライダーファンの皆さんに気持ちよく腹を立てていただけるような嫌味全開でやらせていただきました! イヒヒ!!!」とコメント。
そして、出産を間近に控えハイジャック事件に巻き込まれてしまう妊婦・竹田由芽役を立石晴香が演じる。立石は2016年に放送された『動物戦隊ジュウオウジャー』でジュウオウタイガー/アム役で出演しており、ニチアサ作品の劇場版へ満を持してのカムバックとなる。
一方、「映画の中で、映画を製作する!?」という誰も予想出来ない展開が待っている『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』の劇場版ゲストは、映画のプロデューサー・三枝玲子役に島崎和歌子、黒岩監督役に姜暢雄。
島崎は1989年の『魔法少女ちゅうかないぱねま!』の主人公いぱねま役で東映不思議コメディーシリーズに出演して以来の特撮作品。姜は2002年放送された『忍風戦隊ハリケンジャー』で霞一鍬/クワガライジャー役を演じていた。
島崎は「衣裳合わせの日には、当時お世話になった坂本太郎監督がわざわざ来てくださったり、懐かしさを感じる瞬間もありました」、姜は「久し振りの特撮に心躍り弾けまくったので楽しんで観て頂けたら嬉しいです」と話している。
さらに、桃井タロウと鬼頭はるかが劇中で荷物を届けに行った配達先の心優しいお客さん役として、岸田里佳が登場。岸田は1991年放送『鳥人戦隊ジェットマン』で鹿鳴館香/ホワイトスワンを演じていた。
『劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE』は、7月22日より全国公開。
コメント全文は以下の通り。
<コメント>
■八嶋智人
仮面ライダーの初回が1971年ですから、その歴史は僕の人生とほぼ同じ。今まで平行線を辿り、交わる事のなかった時間軸が遂に重なった感動の瞬間であります。撮影も非日常の連続! 子供にかえって、出演者なのか見学の少年なのか(完全なおじさんですがw)わからなくなっているほどでした。
しかし今のライダーの世界観の多様性は、まさに現代の問題にも大きく関わっている。全ての人類に観る事をオススメします! 生きる事の難しさ、そしてそれを乗り越える楽しさを心に届けてくれるでしょう!
■藤森慎吾
1年間ドライバーの声をやらせていただき、その上劇場版にも出演できることを大変嬉しく思います。今回は謎の悪魔役です。仮面ライダーファンの皆さんに気持ちよく腹を立てていただけるような嫌味全開でやらせていただきました! イヒヒ!!!
■立石晴香コメント
お話をいただいた時は、「大好きな特撮」と「新しい役柄に挑戦できる」という二つの点でとても嬉しかったです。
5年以上前にジュウオウジャーに出演させていただき超スーパーヒーロー大戦にもゲスト出演しましたが、ジュウオウジャー関係なく重要な役どころでキャスティングして頂けたので、嬉しさがありつつも身の引き締まる思いでした。
今回、妊婦さん役ということで出産経験のある方々へヒアリングをしてから撮影に挑みました。
リバイスは家族がテーマの作品ですが、劇場版では特に「母の強さ」という部分に注目していただけたら嬉しいです。
■島崎和歌子コメント
デビューして間もない16歳のとき、私が初めて主演を務めさせていただいた作品が、東映さんの『魔法少女ちゅうかないぱねま!』でした。今回、こうやってまた特撮作品に呼んでいただけて、とてもうれしいです。
衣裳合わせの日には、当時お世話になった坂本太郎監督がわざわざ来てくださったり、懐かしさを感じる瞬間もありました。
久しぶりの特撮の現場は、新鮮な驚きがいっぱいでした。きっと素晴らしい映像が仕上がっていると思いますので、この夏はぜひ、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の映画を、大きなスクリーンで楽しんでください!
■姜暢雄コメント
スーパー戦隊シリーズの映画に出演するのは約20年振りとなります。まさか自分がまた出させて頂けるとは思ってもいなくて、大変驚きました。
撮影は当時とは違い(朝早いのは変わりませんでしたが笑)CG等とても新鮮でした。20年振りにお会いしたスタッフの皆様がお元気で本当に楽しかったですし、キャストの皆様はキラキラ輝いていて本当に眩しかったです。皆、素直な良い子たちで、当時の自分は随分と生意気だったんじゃないかなぁと恥ずかしくなりました…笑。
久し振りの特撮に心躍り弾けまくったので楽しんで観て頂けたら嬉しいです。
■岸田里佳コメント
最初に劇場版ドンブラザーズのお話を頂いた時は、正直「えっ? 私が?!」と驚きました。そして同時に「本当に私で良いの? 出来るの?」という不安もありました。でもジェットマンの時には無かった劇場版、またファンの皆様に見て頂ける機会、そして何と言っても井上敏樹先生脚本の作品。これはどんな役でもやらせて頂こう、こんな素晴らしいご縁に感謝しようと、お受けさせて頂きました。
そして始まった撮影では、思わずクスッとなった「小ネタ」が散りばめられています。分かるかしら?その辺りも楽しみにご鑑賞頂けたらと思います。
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