俳優のディーン・フジオカが主演を務めるドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(日本テレビ系/毎週土曜22時)第7話が、今夜放送。科学犯罪対策室が、目に見えない証拠を見つけるという超難題に直面する。
【写真】『パンドラの果実』第7話、人類の歴史を変える最先端技術・ナノマシン開発の第一人者・君塚(板谷由夏)が登場
本作は日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとして、4月より日本テレビ系土曜ドラマにてSeason1が放送開始し、全10話で完結。その後、HuluオリジナルのSeason2、全6話がHuluで独占配信される。
科学犯罪対策室を創設した警察官僚・小比類巻祐一(ディーン)は、アドバイザーとして天才科学者・最上(岸井)を迎え、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する。科学犯罪対策室に託されたのは法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪。これまでの考え方では、ただの“不思議で不可解な事件”。2人はいわゆる科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。
■第7話あらすじ
小比類巻(ディーン)は、亜美(本仮屋ユイカ)の冷凍遺体をモニタリングするトランスブレインズ社のサイトにアクセスできなくなっていることに気付く。
そんな中、国会議員の来栖(ジョーナカムラ)がホテルのプールで変死。小比類巻、最上(岸井ゆきの)、長谷部(ユースケ・サンタマリア)は司法解剖に立ち会う。さまざまな遺体を解剖してきた柴山(三津谷葉子)も、こんな状態の遺体を見たのは初めてだという。
「のっぺらぼう…!」 目、鼻、口、耳…穴という穴がすべてふさがり、髪の毛も抜け落ちた前代未聞の遺体を目の当たりにして、小比類巻たちは言葉を失う。解剖の結果、死因は口と鼻がふさがったことによる窒息死で、来栖は心臓に持病があり、ペースメーカーを体に埋め込んでいたことが分かる。
小比類巻たちが来栖について調べると、彼の前妻・君塚(板谷由夏)が浮上。来栖と君塚の間には娘がいたが、幼くして病死していた。小比類巻は、君塚がトランスブレインズ社の研究員であることから、事件に関係しているのではないかと考える。トランスブレインズ社が人体冷凍保存を行っていると聞いて露骨に嫌悪感を示す長谷部に対し、決して怪しい技術ではないと擁護する小比類巻。小比類巻の妻の秘密を知る最上は「亡くなった人にまた会いたいって人はいるんじゃない?」と少しフォローする。
君塚は、ナノマシン開発の第一人者だった。ナノマシンは細胞より小さな機械で、体内に入れて病気の診断や治療、手術にも活用できる。役目を終えると、体液とともに排出されるので人体には無害。まさに人類の歴史を変える最先端技術だった。
小比類巻と最上は、君塚がナノマシンを使って来栖を殺害したのではないかと考える。科学犯罪対策室は、君塚から事情聴取を行う。来栖が死ぬ2時間前に彼と君塚がホテルのカフェラウンジで口論する様子や、来栖が席を外した隙に君塚がコーヒーに何かを入れて彼に飲ませた様子が監視カメラの映像に残っていた。
小比類巻たちは、殺害に使用されたナノマシンの発見に全力を注ぐ。捜査一課の協力も得て徹底的に捜索するものの、見つからない。捜査が行き詰まる中、小比類巻は、来栖に関する新事実をつかむ。君塚の犯行動機を察した小比類巻は、再び君塚に会いに行く。そこに、謎の男・榊原(加藤雅也)が現れる。彼は、小比類巻と最上のことを知っていて…。
なぜ、来栖は“のっぺらぼう”になって死んだのか? 科学犯罪対策室は、目に見えない証拠を見つけるという超難題に直面! そして、小比類巻の前に現れた榊原とは、一体何者なのか?
土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』は、日本テレビ系にて毎週土曜22時放送。