自叙伝『Spare(原題)』の発売を控えるヘンリー王子。兄のウィリアム皇太子に、「急ぎすぎ」とメーガン妃へのプロポーズを止められていたことがわかった。
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1月10日に発売されるヘンリー王子の自叙伝『Spare』。確執が報じられている王室とヘンリー王子の関係について、記述があるのではないかとみられていたが、PageSixによると、ウィリアム皇太子はメーガン妃との結婚についても異議を唱えていたことが暴露されているようだ。
メーガン妃との交際が始まったばかりのころ、ヘンリー王子は亡くなった母ダイアナ妃の導きでメーガン妃と出会うことが出来たと兄に打ち明けたそう。ところがウィリアム皇太子はこれを考えすぎだと諭し、さらに、「急ぎすぎ」ではないかと注意したという。王子とメーガン妃は、ウィリアム皇太子夫妻とともに4人で親しくなれると考えたが、皇太子は「結局はアメリカ人女優だから」と、これを否定したそうだ。
結婚式の計画を立てる際にも兄弟間で意見の違いが噴出。ウィリアム皇太子は、自身が挙式したウェストミンスター寺院で行うことを却下し、両親のチャールズ国王と亡くなったダイアナ妃が1981年に挙式したセント・ポール大聖堂についても、2人には荘厳すぎると反対したと記しているという。
なお挙式の準備中には、兄弟間だけでなく、皇太子の妻キャサリン妃とメーガン妃の間でも、ブライズメイドのドレスを巡っていさかいが発生。当時は仲直りできたものの、ヘンリー王子の自叙伝発売によって、新たに亀裂を深めることは避けられなさそうだ。