神木隆之介が主演する2023年度前期の連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか)の放送予定が、4月3日から全26週(130回)と決定。また、音楽は阿部海太郎が担当することが発表され、あいみょんが手掛ける主題歌のタイトルは「愛の花」に決まった。



【写真】朝ドラ『らんまん』神木隆之介&浜辺美波、主人公ゆかりの高知を訪問 語りは宮崎あおいに決定

 本作は、実在の植物学者・牧野富太郎をモデルに、激動の時代の中で愛する草花と向き合ったある植物学者の波乱万丈の物語を描く。主人公・槙野万太郎役を神木、その妻となるヒロイン・寿恵子役を浜辺美波が演じる。

 音楽を担当する阿部海太郎は、作曲家。クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら今日的な音楽表現を追求し、舞台、テレビ番組、映画、さまざまなクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲を手掛けるほか、独創的なコンセプトでコンサート企画やアルバム制作も行っている。音楽を手掛けた主なNHKの番組に、『日曜美術館』テーマ曲、『世界で一番美しい本』、『京都人の密かな愉しみ』、『忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段』、『恋せぬふたり』などがある。

 阿部は「パリに留学していたときに植物画の世界を知り、蚤(のみ)の市でレプリカばかり集めていました。科学的な無心さと芸術的な情熱を込めた牧野富太郎の植物画には、激動の時代を生きた人間の息吹(いぶき)も感じられます。脚本の長田育恵さん、そして素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと一緒に作る万太郎の物語のために、瑞々(みずみず)しい植物を描くような気持ちで音楽を作っていきたいと思います」とコメントしている。

 連続テレビ小説『らんまん』は、NHK総合ほかにて4月3日より放送。

編集部おすすめ