日向坂46・影山優佳が17日、オフィシャルブログにて、次の9枚目シングルの活動をもって、グループを卒業することを発表した。
【写真】2020年、約2年ぶりに活動休止から復帰したときの影山優佳
影山は「だいすきなみなさんへ」のタイトルでブログを更新。
卒業の理由については、「ライブ活動でのやりづらさや心理的ハードルを、持ち前の気合いや我慢強さでも乗り越えられないと感じるようになったことと、それに伴って積み重なってしまった自己嫌悪を取っ払って、明るく楽しく自分を生きるために、新しい自分を見つけていく必要があると思ったこととがあります」とつづった。
影山は昨年12月2日のブログで「小さい頃から耳の感覚が鋭く、大きい音に苦手意識があったのですが、1年ほど前からライブで苦しさを感じることやその程度が大きくなっていました。今回お医者さんからのアドバイスにより、ひなくりの出演を断念せざるを得なくなりました」と明かし、12月17日、18日に行われる「ひなくり2022」を欠席していた。
そのような状況で、卒業を事務所と相談しており、「実はもっと早くに卒業のタイミングが来る予定だったのですが、『私が最後にグループの名前を広められる活動をする』と意気込んで取り組んだのが、『ワールドカップ』でした」と影山。影山は昨年11月~12月にかけて行われた「2022 FIFAワールドカップ」で、これまでに培ったサッカー経験と、膨大な知識で数々のサッカー番組に出演。「#影山寝ろ」のハッシュタグが生まれるまでの大活躍を見せた。
■卒業後の進路について
この経験で、「少しは自分を褒めていいかなと救われた気持ちになり、私の周りの様子にも変化がありました」といい、「元々はみんなの新曲活動に支障をきたさないようなよきタイミングでと希望を出していたのですが、せっかく影山優佳という人間を初めて知っていただいたのだから、『私が日向坂46のメンバーとして活動している姿を見て、グループを知ってもらう』という日向坂のこれからにつながるお仕事を全うできたらいいよねという話で投合しました」と、今回のタイミングでの発表になったという。
卒業後の進路については「明確には決めていません」とし、「その日まではグループのこれからを先陣を切って創っていく(グループについて思っていることを際限なく伝え、新たな可能性を見出し、且つメンバーを守っていきたい。)のと、これからの自分を見つけていく期間にしていきたいです」といい、「お芝居が好きなので将来的には挑戦できたらいいなと思っています」と吐露した。
日向坂46は、4月1日、2日に「4回目のひな誕祭」を開催するが、「ひな誕祭などのライブ活動やこれからの表現活動は、大好きなものを皆さんと存分に楽しめるように様々な対策を模索しながら参加を目指せたらと思っています」とし、卒業に向けては「ありがたいことに卒業にあたって様々な準備をしてくださっています。みなさんを早く笑顔にしたいです」と明かし、「今後とも日向坂46と影山をよろしくお願いします!」と締めくくった。