小芝風花主演のドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)が、6月9日の最終回を前にクランクアップを迎えた。
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沙村広明の同名漫画を実写化した本作は、小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金をだまし取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂させたことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く。
これまでのイメージとは一変し、派手な姿&勇ましいしゃべり、時にはプロレス技などのアクションにも挑み、全身全霊でミナレ役に挑んできた小芝。最後の撮影も雨が降りしきる肌寒い中、自転車で全速力で走るという熱いシーンでクランクアップを迎えた。
スタッフから「我らが座長・小芝風花さんオールアップになります!」と声が掛かると、小芝はミナレのごとく拳を上げ、「イエーイ!」と寒さも忘れて元気に大喜び。ところが次の瞬間、小芝は驚かされることに。サプライズで小芝への表彰式が急きょ開催された。
スタッフ&キャスト全員から表彰された賞は「強烈マシンガントーク&ありえないような量のセリフを覚えたで賞」。小芝の鬼気迫るお芝居や、どんなに苦しい状況でも最後までやり遂げる根性、そしてプロ意識をたたえる賞状が読み上げられる中で、本作で小芝がしゃべったセリフが、全8話で合計2234行というぼう大な量だったことが発表され、初めて知った小芝自身も「えーっ!?」と驚き。
さらにうれしいサプライズは続き、住田崇監督からは表彰楯も贈られ、小芝は感激しっぱなし。笑顔があふれる小芝は「この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います。私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした」と語り、「最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました!」と心より感謝を伝えていた。
金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』最終話は、テレビ朝日系にて6月9日23時15分放送(一部地域で放送時間が異なる)。
小芝のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■小芝風花(鼓田ミナレ役)
今回、サプライズで「強烈マシンガントーク&あり得ないようなセリフを覚えたで賞」をいただきましたが、この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います。セリフ量の2234行ありましたとおっしゃっていましたが、量よりも数えていただいたことに驚きました(笑)。大変な作業だったと思いますが、ありがとうございます!
ミナレは私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした。噛んでも皆さんが「大丈夫!大丈夫!」と温かい雰囲気でいてくださったので、最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました。見てくださった方からも好評をいただき、それはきっと現場で皆が楽しんで作っているというのが伝わっているからだと思います。キャスト、スタッフの皆さんとこの作品を作れて本当に幸せでした。