SixTONES・田中樹が、東山紀之が主演を務めるドラマ『刑事7人 シーズン9』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)の第5話ラストにサプライズ登場。シーズン全体を貫く事件の重要人物として、7月12日放送の第6話からゲスト出演する田中からコメントが到着した。



【写真】SixTONES・田中樹「期待に応えたいという思いで挑みました」 ドラマ『刑事7人 シーズン9』で東山紀之と共演

 2015年にスタートして以来、東山紀之演じる天樹悠を軸に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。今シーズンは、ミステリーとしての面白さはそのままに、過去と現在が交錯するシリーズ史上最大のスケールの物語が展開される。

 今夜放送された第5話のラストで、エンドクレジットが流れる中、突如映し出されたのは、辺りを見渡しながら街を歩く謎の若い男の姿。誰かに電話をかけ、一言「着きました」と告げるが…。彼こそが次週第6話、そして第7話のキーパーソンとなる井手孝也。エンディングでのサプライズ登場となったが、このたび、井手役を田中樹(SixTONES)が演じる。

 今回のストーリーの軸となるのは、10年前の東関東連続強殺事件。事件の生存者である盲目の女性・望月和沙(山崎紘菜)、和沙の夫で、殺人容疑で逮捕された浜崎修斗(堀井新太)を中心に物語は進行してきたが、そこにナゾの大手企業社長・利根川宗一(渡辺大)や、真実を知る可能性がありながらも自死を遂げた天樹と同期の鑑識のエース・岡崎周平(藤本隆宏)が加わり、事件の真相はさらに混沌を極めていく。

 そして、10年前の事件の関係者が次々と取り上げられる暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」の存在…。片桐(吉田鋼太郎)の怪しい動きの理由が第5話の終盤で分かった今、はたして、刑事の辞職を賭ける天樹は、自身の信じる“正義”を貫き通すことができるのか?

 そんな複雑に入り組んだストーリーのカギを握る新たな登場人物・井手孝也に扮するのがSixTONESの田中だ。天樹とは、ある事件の裁判が行われている裁判所の傍聴席で出会うことになるが、天樹は孝也のことを、どこか危うさのある男として気にしている。天樹の予感は的中し…。


 田中が本格的な連続刑事ドラマに出演するのは、今回が初。田中は「刑事ドラマへの出演も初めてで、しかも、東山さんもいらっしゃいますし…緊張にも似た感情になったことを覚えています」と回想。演じる孝也については「すごく難しかった」と吐露するが、「寂しく、1日、1日に満足していない人物なんだということが、感情が入ってくればくるほど、わかってきました。明確に孝也像を捉えられたので、それに向かって役作りや工夫をしてきました」と、万全の態勢で臨めたことを明かす。

 さらに、撮影現場は「東山さんがイジってきてくださって、監督さんやカメラマンさんともお話しして、作品の内容とは打って変わって、すごく楽しかったです」と、リラックスした雰囲気だったそう。東山からは「『頼むね』と言っていただいた」そうで、「期待に応えたいという思いで挑みました」と、絶好の環境のなかで、孝也という役に取り組めた様子だ。

 ドラマ『刑事7人 シーズン9』は、テレビ朝日系にて毎週水曜21時放送。

 田中樹のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■田中樹(井手孝也役)

 『刑事7人』は今回でシーズン9。これだけ長く続く作品ですので、多くの人に愛されているというのはもちろん、感情移入しやすい出来事や事件、登場人物の心情が詳細に描かれている場面が多いといった印象を持っていました。観ている側も、何かを感じることができるドラマですよね。オファーを受けた際は、本格的な連続刑事ドラマへの出演も初めてで、しかも、東山さんもいらっしゃいますし…緊張にも似た感情になったことを覚えています。


 井手孝也という人物を演じさせていただきますが、すごく難しかったです。監督とも3回ほど事前に本読みをやらせていただきましたが、回数を重ねるごとにどんどん変わっていって…。当初、僕が考えていた孝也とは随分とかけ離れていきました。というのも、僕は孝也のことを“器用でうまく生きている人”といった印象を抱いていたのですが、寂しく、1日、1日に満足していない人物なんだということが、感情が入ってくればくるほど、わかってきました。明確に孝也像を捉えられたので、それに向かって役作りや工夫をしてきました。

 撮影現場では、東山さんがイジってきてくださって、監督さんやカメラマンさんともお話しして。作品の内容とは打って変わって、すごく楽しかったですね。和やかな雰囲気で、とてもやりやすかったです。

 東山さんはジャニーズJr.時代からずっとお世話になっている大先輩で、グループのこともいつも気にかけてくださっています。これまで、お仕事ではステージでしかご一緒していませんでしたが、お会いした時に「頼むね」と言っていただいたので、期待に応えたいという思いで挑みました。東山さんが引っ張って作ってこられた『刑事7人』に、田中樹が入って、いかに違った空気感を与えられるのかを考えていました。僕自身、約1年ぶりの映像でのお芝居になります。
気合十分でやらせていただきますのでお楽しみにしていてください! 長きにわたって愛される作品ですので、面白いのは間違いない。できれば、過去シーズンも観直して、作品のことを知った上で観ていただければ、余計に楽しめるんじゃないかなと思います。

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