実写版ゴジラの30作目『ゴジラ‐1.0(ゴジラマイナスワン)』が、全米で驚異のオープニング興収記録を樹立。日本製作の歴代ゴジラシリーズにおいて全米興収1位、2023年「外国映画」のオープニング興収1位となった。



【動画】全米でも大ヒット! 『ゴジラ-1.0』US版 最新予告映像

 1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。そのゴジラ生誕70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作『ゴジラ-1.0』が、2023年11月3日“ゴジラの日”に公開された。

 全国522館(ラージフォーマット含む)にて封切られた本作は、まさしく“ゴジラ級”の大ヒットを記録し、公開31日目の12月3日時点で、観客動員248万人、興行収入38.2億円を突破。公開からひと月たった今も、日本中の劇場を大いに賑わしている。

 そして12月1日より、ついに全米にて公開。公開前から異様な盛り上がりを見せていた本作は、邦画実写史上最大規模となる2308館(うちラージフォーマット750館)にて初日を迎え、週末3日間(12月1日~3日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1100万ドル(約16億円)を記録。
ハリウッド大作や大ヒットアニメーション映画を抑え、全米の週末興収ランキングで3位にランクインする快挙となった。

 日本製作のゴジラシリーズ全米歴代最高興収は、『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)の約1003万ドル。それを週末3日間のオープニング興収だけで超え、24年ぶりにゴジラシリーズの記録を更新。全米興収歴代1位のゴジラ作品となった。

 さらに、全米で2023年に公開された「外国映画」(非英語作品)としても、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』のオープニング興収(約1013万USドル)を超えて、第1位。邦画実写として前例のない記録を樹立中だ。


 公開後、全米における各レビューサイトでも異例の大絶賛が続いている。アメリカ最大の映画レビューサイトとも言われる「Rotten Tomatoes」では、1000件以上の一般レビューがある中で「98%」、78件の批評家レビューで「97%」と、極めて高い評価を維持。評価が高いほどフレッシュになる「Rotten Tomatoes」において、非常にフレッシュなトマトが実っている。

 また、最も有名な評価指標の1つである「Cinema Score」でも「A」評価を獲得。「Cinema Score」による出口調査で「A」評価を得る作品は非常に稀なこととなる。世界最大の映画情報サイト・IMDB(インターネット・ムービー・データベース)のレビューにおいても、「8.5」という滅多に出ることの無い驚異的な数値をたたき出した。


 大手メディアを含む各媒体から大絶賛のレビュー記事も相次いでおり、世界的な経済誌「Forbes」からは「2023年最も素晴らしい作品の1つ」と、アメリカの老舗エンターテインメント業界誌「Variety」からは「人々が怪獣映画に求めるものすべてがある」と評されている。さらに、アメリカを代表する新聞「The New York Times」でも好意的な紹介記事が載るなど、しばらくの間、全米での“ゴジラ旋風”が続きそうだ。

 そんな北米での大ヒットスタートを受けて、山崎貴監督は「アメリカでの反響の凄さにとても興奮しています。Xでの感想も拝見させていただいていますが、しっかり中身を理解した上での熱い感想にとても勇気づけられています。劇場によっては拍手も起こっているとのこと。我々のゴジラを暖かく迎えてくれてありがとうございます」と感謝のコメントを寄せた。


 邦画実写作品での歴代全米興収ランキング1位である『子猫物語』(1989/約1328万ドル)の記録も近日中に超えることが予想される。34年間破られなかった記録を更新して、『ゴジラ-1.0』が邦画の新たな歴史を刻む瞬間に、期待がかかる。