『キングオブコント2024』ファイナリスト記者会見が都内で開催され、小籔千豊が司会を務め、10組の決勝進出者たちが発表された。5年連続でファイナリストになったニッポンの社長は「KKコンビ以来」とボケつつも、意気込みを語っていた。



【写真】5度目の正直に懸けるニッポンの社長

 史上最多となる3139組が参加した『キングオブコント2024』。決勝に進出したのは、コットン、ラブレターズ、隣人、ロングコートダディ、ニッポンの社長、cacao、シティホテル3号室、ダンビラムーチョ、ファイヤーサンダー、や団の10組。

 2022年に2位になったコットン。惜しくもビスケットブラザーズに敗れたが、西村は「あれ以来ビスブラにマウントを取られ続けているので、チャンピオンになって同等のレベルに立ちたい」と意気込む。また5度目の決勝進出となるラブレターズの溜口も「これ以上回数を重ねないように当日決めたい」と高みを目指す。

 ニッポンの社長は5年連続のファイナリスト。辻は「5回目、僕らが優勝しますよ」と意気込むも「3回目、4回目の時は『今回が最後』と思っていたのですが、5回連続になりました。5連続というのは(高校野球・甲子園で5季連続出場を果たした)K・K(桑田真澄・清原和博)コンビ以来らしいので」と軽くボケる。それでも辻は「5回も出ていると、それだけ枠を奪ってしまっているので、そろそろ抜けないと嫌われちゃいそう」と今度こその思いで決勝に臨むことを誓っていた。

 cacaoは結成5年目というフレッシュなトリオ。浦田スタークは「素直に嬉しかったです」と決勝進出への思いを語ると、ニッポンの社長の辻は「若いのに面白い」とエールを送っていた。

 また「優勝したら何をしたいか?」という質問にラブレターズの溜口は「僕らはASH&Dコーポレーションというそこまで強い事務所じゃないので、僕ら主催の番組を作って吉本さんの芸人さん呼んでイジりたい」と野望を語る。


 優勝賞金1000万円の使い道について、ファイヤーサンダーのこてつは「オズワルドの伊藤さんが別の大会で優勝したとき『賞金の50万円をその日に使う』と言って、その時にいたファイナリストのメンバーで叙々苑に行って賞金全部使ったことがあった。そのときの恩返しとして、ファイナリストみんなで食べに行きたい」と語っていた。

 コットン、シティホテル3号室、ファイヤーサンダー、隣人は芸歴13年目の同期。それぞれがライバル意識を燃やす対決にも注目が集まる。

 『キングオブコント2024』決勝は、TBS系にて10月12日放送。

編集部おすすめ