ヤマト、ついに発つッ!「宇宙戦艦ヤマト2199」小野大輔&鈴村健一がヤマトを語る!!
「『しろくまカフェ』は、人間と動物が並列に共存する、これまでにありそうでなかった世界観の作品。さらに、ここちよい日常の中に、ちょっとした違和感を潜ませる間が取られている。“違和感”がこの作品の魅力です」と小野。「涼宮ハルヒシリーズ」の古泉一樹や「黒執事」シリーズのセバスチャン・ミカエリスなどで知られる小野が、“ラマ”を演じる。それだけですでに違和感アリだが、本作ではほかにもシロクマくん役に櫻井孝宏、パンダくん役に福山潤、ペンギンさん役に神谷浩史、パンダママ役に森川智之と、人気と実力を兼ね備えた声優陣が意外なキャラクターを好演している。
パッと見、癒し系アニメに思えるが、一度観ると、大人もハマる不思議な空気感漂う本作にはシュールさがふんだん。特異なワールドに、「みなさん経験を積まれている素晴らしい声優の方たちばかりなんですけど、かなり悩みましたね。相当、試行錯誤して作り上げていきました」と、苦労を重ねた様子だ。
その中で小野が演じるのは“ラマ”。そもそもラマって?と首を傾げる人もいるだろう。「僕も知らなくて、調べるところから始まりました。ラクダ科の仲間なんですけど、同じカテゴリで一番フィーチャーされているのはアルパカ。
「“ラマ”は不遇なのがアイデンティティー」と笑わせるが、シロクマくんとペンギンさんが、パンダくんに会いに動物園に来るエピソードでは、哀愁たっぷりのラマの不遇さが描かれる場面も。だが小野リサーチによるとラマのキャラは結構深い。「基本的には穏やかだけれど、それだけじゃない。気性の荒い部分があったり、1日かけて散歩させて爪を削らなきゃいけなかったり。マイペースでちょっとめんどくさいところもある」と分析し、「自分に似ている(笑)」と愛着を明かした。
今回発売になる1話~4話収録のBlu-ray&DVD第1巻では、全話にラマさんが登場。その中での小野のお気に入りは「ペンギンさんが酔っ払って恋の話をするお花見のエピソード」。「みんなで頑張ってキャラクターのバランスを見て、エッジを効かせたり、試行錯誤したキャラが文字通り花開いたお話し。序盤の名話だと思います」と振り返り、「『しろくまカフェ』という名前とパッケージを見て思うものとは、きっと違う世界が待っているはず。
「しろくまカフェ」Blu-ray&DVD第1巻は7月27日(金)発売(発売:エイベックス・エンタテインメント、販売エイベックス・マーケティング)