ジェニファー・ローレンスが主演を務める映画『DIE MY LOVE/ダイ・マイ・ラブ』が、6月12日より公開される。ジェニファーは妊娠中に出演した本作で渾身の熱演を見せ、新境地を開花させている。
【写真】出演時は妊娠中だったジェニファー・ローレンス 不安に陥る主人公を熱演
本作にプロデューサーとしても参加するジェニファーが演じたのは、出産をきっかけに孤独や重圧に追い詰められていく主人公グレース。自身の出産時の経験も生かされた役作りと体当たりの怪演で、海外では「ジェニファー・ローレンス、キャリア史上最高の演技」(TIME)と評され大きな話題を集めた。
作家のグレースは、夫ジャクソン(ロバート・パティンソン)と田舎町に移り、静かな新居での暮らしを始める。穏やかな風景に包まれたその場所は、彼女に安らぎをもたらすはずだった。しかし、出産をきっかけに執筆は滞り、重圧と深い孤独、そして断片的に訪れる幻覚が、日常を少しずつ歪めていく。やがて現実と幻想の境界は揺らぎ、彼女の心は音もなく崩れ落ちる。崩壊の果てにあるのは、愛か――それとも、狂気か。
グレースの“心の崩壊”を、セリフだけではなく視線や佇まいといった豊かな表現力で体現したジェニファーの熱演が光る本作。しかし、現実と幻想の境界が曖昧になっていくグレースの精神状況を追体験させる物語は、内面の揺らぎを表現する上で決して容易なものではなく、監督とジェニファーは1年に渡りディスカッションを重ねたという。
数え切れないほどの対話を通して信頼関係を築いていった両者だが、撮影開始時、ジェニファーは第2子を身ごもっており、出産後の授乳期とも重なるという、非常に繊細な状況の中で撮影に臨んでいた。監督の胸中には“撮影は大丈夫だろうか”という心配も少なからずあったというが、そうした監督の懸念をよそにジェニファー本人は一切の躊躇なく演じ切るという強い意欲を見せていたという。
その様子に監督は「妊娠しているからこそ、むしろ勇気を持って演じられたのだと思います。
さらに、「身体も変化していく中で、彼女はキャラクターの心の奥底まで丁寧に掘り下げ、恐れることなく大胆に役へ向き合ってくれました」と絶賛。その言葉からは、当初の不安を完全に払拭するほどの圧巻の演技だったことが伝わってくる。
映画『DIE MY LOVE/ダイ・マイ・ラブ』は6月12日より全国公開。
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