お笑いコンビキングコング西野亮廣が代表取締役を務めるCHIMNEY TOWNが共同プロデューサーとして参画している舞台『キャッツ~THE JELLICLE BALL~』が、第79回トニー賞において、演出賞、振付賞、衣装デザイン賞を受賞した。

【写真】世界的名作ミュージカル『キャッツ』を再解釈『キャッツ~THE JELLICLE BALL~』

 本作は、アンドリュー・ロイド=ウェバーによる世界的名作ミュージカル『キャッツ』を、ニューヨークのクィア・ボールルーム・カルチャーの視点から大胆に再解釈した作品。



 第79回トニー賞では、ミュージカル・リバイバル作品賞を含む計9部門にノミネートされた。その革新的な演出と圧倒的なパフォーマンス、そして独創的なビジュアル表現が高く評価され、ミュージカル演出賞、ミュージカル振付賞、ミュージカル衣装デザイン賞を受賞した。

 伝統的なブロードウェイ作品への敬意を払いながらも、多様な文化や価値観を取り込み、新たな表現へと昇華させた本作は、現代演劇の可能性を示す作品として高い評価を獲得している。

 西野は「今回、僕は共同プロデューサーという立場で作品に参加させていただきましたが、この受賞は決して僕個人の功績ではありません」とした上で「ステージの上で、そして舞台裏で、魔法のような表現を生み出し続けたキャスト・スタッフの皆様の努力と才能に贈られたものであり、何よりも作品を信じ、支え続けてくださったファンの皆様と分かち合うべき栄誉です」とコメントを寄せた。

※西野亮廣のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■西野亮廣

 海外戦を「日本戦の上位互換」と捉え、海外進出を「海の外に出ていく行為」だと思っていたのですが、フタを開けてみると、海外旅行は、「海の外で確固たるポジションを確立している村の中に入る行為」でした。

 そこで求められるのは、僕たち日本人がまったく体系化できていない「村に入る技術」です。そのことを理解し、行動に移すまでにはずいぶん時間がかかりました。

 今回、僕は共同プロデューサーという立場で作品に参加させていただきましたが、この受賞は決して僕個人の功績ではありません。ステージの上で、そして舞台裏で、魔法のような表現を生み出し続けたキャスト・スタッフの皆様の努力と才能に贈られたものであり、何よりも作品を信じ、支え続けてくださったファンの皆様と分かち合うべき栄誉です。

 その一方で、このような形でニュースとなり、日本の皆様にブロードウェイで起きている出来事をお届けできたことには、僕自身が参加した意味を少しだけ見出しています。

 それが、ほんのわずかでも日米のエンターテインメントの距離を縮める一助になったのであれば、これほど嬉しいことはありません。


 すべての御縁に心から感謝するとともに、今回の受賞を一度きりの出来事で終わらせることなく、次の挑戦へと繋げていけるよう、これからも愚直に芸事と向き合ってまいります。

 いつも本当にありがとうございます。好きです。

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