「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが新たなキャリアの出発点に選んだ戦慄の英国ゴシック・ホラー「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」。12月1日(土)からの日本公開を控え、本ビジュアルが解禁となった。

D・ラドクリフ主演「ウーマン・イン・ブラック」特報解禁、迫りくる黒衣の女の姿がついにベールを脱ぐ
 格調高さすら感じさせるゴシックなタッチで作られたビジュアルは、じわりじわりと心理的恐怖を高めていく作品の雰囲気そのままの仕上がりとなっている。ラドクリフは本作で、19 世紀末、妻を亡くし、まだ幼いひとり息子とロンドンで暮らす若き弁護士アーサー・キップスを演じている。ポスターではそんな役どころの背景を伺わせるイギリスのクラシカルな衣装を身にまとったラドクリフが静かな驚愕の表情を見せている。その視線の先には何があるのか?そして彼の背後に浮かぶ不気味な女性“黒衣の女”の正体とは-。

 原作は、栄えあるサマセット・モーム賞やウィットブレッド賞などに輝く現代イギリスの人気作家スーザン・ヒルの「黒衣の女 ある亡霊の物語」。1983年に出版されたこのベストセラー小説は、1982年にTVムービー化され、ラジオシリーズや舞台劇にもなった名作中の名作。
本作は全米ボックスオフィスで初登場2位を記録、世界中で1億3,000万ドルの興収を叩き出し、ホラー&スリラーのジャンルにおいて近年最も成功を収めたイギリス映画となっている。

 19世紀末のロンドンに暮らす若き弁護士アーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、4年前に愛妻を亡くして以来、失意のどん底に沈んでいた。そんなある日、事務所の所長から新たな仕事を命じられた彼は、ひとり息子ジョセフをロンドンに残し、田舎町クライシン・ギフォードへの出張に旅立つ。列車を乗り継いで現地に着いたアーサーに課せられたのは、最近他界したアリス・ドラブロウ夫人の“イールマーシュの館”に赴き、彼女の遺言書を見つけ出すこと。ところが沼沢地の島にぽつんとそびえ立つ館にはただならぬ陰鬱なムードが漂い、謎めいた“黒衣の女”が森や窓辺に出没する。やがてこの館の忌まわしい過去と、町の大勢の子供たちが相次いで変死している事実を探りあてたアーサーは、自らも恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていくのだった…。


 「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」は12月1日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー