全国の書店で働くイケメン店員を集めた写真集『書店男子』の発売を記念して、28日、アニメイト池袋本店でスペシャルサイン会&握手会が開催された。写真集に登場するアニメイト店員・書泉店員8人が会場に現れ、開始時には女性を中心としたファンが行列をつくった。


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 リブレ出版刊『書店男子』とは、全国の書店から自薦・他薦でイケメン店員を募集し、多数の応募者のなかから、さらに厳選した約30人を掲載した写真集。書店男子たちの働く様子が、コミックエッセイなどともに紹介されている。“会いにいける王子様”として、『メガネ男子』『佐川男子』に続くブームの予感だ。

 スペシャルサイン会&握手会の会場には、開始前から約70人ほどの女性が列をなし、書店男子らが恥ずかしそうに登場すると、大きな拍手が鳴った。

 参加したのは、アニメイト池袋本店の中川正貴さん、内海高志さん、丸山修平さん、アニメイト大阪日本橋店の内田裕也さん、アニメイト横浜の岩佐和彦さん、阿部真也さん、書泉グランデの近藤茂樹さん、神戸圭祐さんの8人。

 書店男子たちは、自分がモデルとして登場することを知ったとき「恥ずかしいし、申し訳ない気持ちになったが、お客様に喜んでもらえたので良かった」と話す。
今後については「これからも書店男子として働き、ゆくゆくは“書店ダンディー”になりたい」という意気込みも聞かれた。8人のうちの最年長・近藤さんは「おすすめの本は?」という質問に対し、「星新一さんのショートショートシリーズ。気軽に読めて、奥が深いのでおすすめです」と話した。

 行列の先頭を陣取った神戸からやってきたという女性は、書店男子の魅力について「本を大事にして、丁寧に扱う感じがいい。自分が買ったものを、レジで奇麗に包んでくれ、笑顔で渡してくれると、とても嬉しくなる」と話し、「書店男子と顔見知りになって、“あの新刊入りましたよ”なんて声をかけてもらえるような関係になりたい。そうしたら、自宅から離れていても電車を乗り継いで会いにいく」と嬉しそうな表情だった。


 普段は店員として接客に励む書店男子たちも、大勢の前に立ち、注目されるのは慣れない様子。はにかんだ笑顔で照れながらも、サインや握手、撮影などにも快く応じ、ファンたちに笑顔を振りまいていた。

 『書店男子』はリブレ出版より、1575円で発売中。