1990年代にフジテレビ系で放送されたテレビドラマをリメイクした映画『幕末高校生』の完成報告会見が5日東京都内で行なわれ、玉木宏、石原さとみ、千葉雄大、柄本時生、李闘士男監督が出席した。

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 撮影のエピソードを聞かれた千葉は「(李闘士男監督が)お芝居が良かったら、乳首をつねってくれた」と謎の思い出を明かし、玉木から「それ言っていいの?」と心配されるも「ほかにどこで言っていいのかわからないから……。
それを指針に頑張りました」と独特なモチベーションを振り返っていた。

 同作は、1994年1月期に放送された細川ふみえ主演の同名ドラマに着想を得て製作された時代劇コメディー。江戸を平和に導く幕末の英傑・勝海舟(玉木)が、現代からタイムスリップしてきた高校教師(石原)や生徒たちと出会ったことによって起こる大騒動を描く。

 劇中の勝海舟に成り切って登場した玉木は、初共演の石原について「瞬発力のある方で、こっちがしたことに対して色々と反応してくれる女優さんでした」と絶賛で「もし石原が先生だったら?」と聞かれると「視力の悪い振りをして、一番近い距離で見ていたい」と妄想。一方の千葉も「テストの解答の裏に手紙を書きます。145文字で」とデレデレで、玉木から「中途半端な恋文か」と突っ込まれていた。


 男性キャストからモテモテの石原は「完成した作品を観て、玉木さんは色々な顔を持っているんだと思った」と初共演を振り返りながら「こんなに赤裸々に話してくれるんだと思った。待ち時間があったので、色々と話をしてくれて、こちらの質問にもちゃんと返してくれました」と普通のことに喜んでいた。

 映画『幕末高校生』は7月26日より全国公開。