イギリスのSF作家アーサー・C・クラーク原作『2001年宇宙の旅』は、スタンリー・キューブリック監督により1968年に映画化され、SF映画の名作として映画史に残るが、そのシリーズの最終章となる小説『3001:The Final Odyssey(原題)』(邦訳は『3001年終局への旅』)が、リドリー・スコット製作によりテレビドラマ化されるそうだ。

【関連】スタンリー・キューブリック未製作作品がミニシリーズ化、主演に『デクスター』俳優

 The Hollywood Reporterによると、米ケーブルネットワーク局のSyfyが、『3001年終局への旅』のドラマ版をミニシリーズとして製作することを発表したという。
スコットと共に海外ドラマ『グッド・ワイフ』シリーズのデヴィッド・W・ザッカーと、映画『アイ・フランケンシュタイン』(14)のスチュアート・ビーティーが製作総指揮を務める。ビーティーは脚本を兼任する。製作時期やキャストなどは現在のところ不明だ。

 原作の『3001年終局への旅』は1997年に発表され、「宇宙の旅」シリーズの第4弾にて最終章となる。『2001年宇宙の旅』でHAL 9000により宇宙に放り出された副長フランク・プールが仮死状態で発見されるところから始まり、蘇生されたプールが目の当たりにする現実と、人類が直面する脅威に立ち向かう姿を描く。

 本作のドラマ化により、映像化されていない「宇宙の旅」小説シリーズは、第3弾の『2061年宇宙の旅』を残すのみとなる。
第2弾の『2010年宇宙の旅』は、邦題『2010年』として、1984年にピーター・ハイアムズ監督により、ロイ・シャイダーを主演に迎え映画化された。

 Syfyではほかに、クラークの1953年発表作品『幼年期の終り』のミニシリーズ化を進めている。同作は年内中に撮影が開始されるとのことだ。