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キングの原作『IT/イット』は、男女の幼なじみグループが“IT”と呼ばれる不気味な殺人ピエロ=ペニーワイズに襲われる恐怖を描くホラー。彼らの少年少女時代と彼らが大人になった今の両方の描写があり、1990年に製作されたテレビ映画は2部構成だった。映画化でも2部作で製作を進めているという。
Varietyによると、ウィルは既にペニーワイズ役で出演交渉に入っているとのこと。当初、『IT』映画版の監督を務めるケイリー・ジョージ・フクナガを含む製作側は、ペニーワイズ役に映画『ブリッツ』(11)のマーク・ライランスや映画『エクソダス:神と王』(15)のベン・メンデルソーンなど、ウィルより年齢の高い俳優を考慮していたという。
しかし製作元のニューラインは発想を転換して若手俳優に目を向け、オーディションでウィルの鬼気迫る演技に圧倒されたフクナガ監督は、最終的にウィルが適役だと確信したという。
フクナガ監督は新進気鋭のチェイス・パルマーと共に脚本を執筆しており、最新の脚本は「キングの原作に忠実でありつつ、新たな見方が加わっている」と、脚本の出来に自信を見せているそうだ。