中国・広西省チワン族自治区の玉林(Yulin)で毎年開催される犬肉食のお祭りに国際社会の懸念が深まる中、俳優マット・デイモンホアキン・フェニックス、女優ルーニー・マーラなどハリウッドの著名人が祭典の中止を呼びかける公共広告に参加した。

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 今年は現地時間21日に開催される予定というドッグミート祭。
犬を撲殺などして食べる行為が「野蛮」として、中国内外の動物愛護団体や活動家が抗議運動や犬の保護に動いている。マットやホアキン、ルーニー、女優のケイト・マーラ、マギー・Qらは、現地で犬たちの救出に当たっている非営利団体「Animal Wellness Project」の創始者マーク・チンとチームアップし、公共広告の中でフェスティバルの中止を訴えている。

 捕獲された犬達の無残な姿が挿入された公共広告では、マットやホアキン、マギーらが涙を浮かべ絶句している姿が映し出された後、国籍に関係なく「人類にかかわること」として問題を提起。彼らに加えて、女優アリシア・シルヴァーストーンやパメラ・アンダーソン、歌手シーアなども登場し、「刺殺をやめよう」「虐待をやめよう」と次々に声をあげている。
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