海外ドラマ『ホワイトカラー』のマット・ボマー主演で、『華麗なるギャツビー』などの小説で知られる米作家F・スコット・フィッツジェラルドの遺作『ラスト・タイクーン』がドラマ化されると伝えられたが、シリーズ化が決まったという。VarietyやDeadlineなどが伝えた。


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 1976年にはロバート・デ・ニーロ主演で映画化された『ラスト・タイクーン』は、ハリウッド黄金期の1930年代を舞台に、大手映画会社のやり手製作部長モンロー・スターの栄光と挫折、葛藤などを描く。マットが演じるモンロー・スターは、実在した名うての映画プロデューサー、アーヴィング・タルバーグをモデルにしたと言われている。

 スターの指南役で、やがて対立することになる映画スタジオ経営者パット・ブラディ役は、映画『トランスフォーマー:ロスト・エイジ』(14)の俳優ケルシー・グラマーが演じる。キャストは他に、映画『白雪姫と鏡の女王』(12)の女優リリー・コリンズがブラディの娘でスターに思いを寄せるセシリア役、映画『ポルターガイスト』リブート版のローズマリー・デウィットがブラディの妻ローズ役で出演する。

 パイロット版は映画『キャプテン・フィリップス』(13)のビリー・レイが脚本を執筆し、監督している。
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