NHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演する女優の菅野美穂が、6日に同局のトーク番組『あさイチ』に出演。この日は同じく『べっぴんさん』に出演している芳根京子や、菅野があこがれの人と語る和久井映見らからのコメント映像が到着、絶賛の言葉に菅野は感謝の言葉を述べていた。


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 ドラマの中では共演はないという菅野と芳根。だが、菅野は芳根に度々声をかけ、クッキーやハンカチなどをもらったと明かし、自身の中で菅野は大きな存在だという。また同作のナレーションも務める菅野に対し「すごく見守ってくださっているんだなという気持ちになっています」と、支えとなっていることを語る。

 そんな芳根に対し菅野は「毎週大阪に向かう新幹線の中でいつも泣いていたんです。明日のセリフを覚えるのに精一杯で」とかつて出演した連続テレビ小説『走らんか!』の撮影を振り返り「少しでも明るい気持ちになってもらえれば」とかつての自分と重ね合わせて、芳根を気遣っていることを明かした。

 小さいころは「女ジャイアン」と呼ばれていたいう菅野。
現在もママ友の坂下千里子から「肝っ玉母さん」と呼ばれるそう。また、「11歳から20歳まで反抗期でした」と若き日を振り返り、20歳の時にヘアヌード写真集を発売し、世間でも話題になったエピソードも述懐。「見られることがストレスだということに気が付かなかったんです」と当時様々な悩みを抱えていたと告白。「学校がなくなって好きなことが減ってくると、精神的にタフになる必要があると思ったんです。ショック療法として決して人には勧められないですけどね」と写真集発売の決断に至った経緯を明かした。

 加えて、菅野の憧れの存在・和久井映見からのコメント映像では、菅野の女優としての姿勢に「ちゃん付けで軽々しく呼んではいけないと思って、未だに『菅野さん』と呼んでいる」と尊敬の念を示した和久井。
そんな和久井の言葉に菅野も「一方的なあこがれなんですけど、共演したときも恐れ多かったし嬉しかった」とコメント。互いにリスペクトしているようだ。