映画『ターミネーター』や『エイリアン2』、『タイタニック』などジェームズ・キャメロン監督作の常連で、数多くの映画に出演する俳優ビル・パクストンが現地時間25日、心臓病の術後に合併症の発作を起こし61歳で死去したという。Us WeeklyやDeadlineなどの海外メディアが伝えた。


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 1955年にテキサス州フォートワースで生まれたビルは、映画制作に携わるため18歳の時にロサンゼルスに移り住み、スタッフとしてキャリアを積みながら1975年に日本劇場未公開の『クレイジー・ママ』の端役で映画デビュー。キャメロン監督と交友があり、以後、『エイリアン2』や『タイタニック』などキャメロン監督が携わった作品に多数出演した。

 ビルは2月にCBS局で放送が始まった映画『トレーニング・デイ』の同名テレビシリーズにレギュラー出演しているが、シーズン1の出演場面は全て取り終えているとのことだ。

 ハリウッドで40年以上のキャリアを築くビルの突然の訃報に、ハリウッドではショックが広がっている。キャメロン監督は声明の中で「笑い、冒険、映画への愛、お互いへの尊敬に包まれた友情だった」と、ロジャー・コーマン監督の低予算映画で知り合って以来、36年の親友であるとビルについて語り、「彼が去りこの世界は少し物足りなくなる。彼が居なくなり心から寂しくなる」と故人を偲んだ。


 『アポロ13』で共演したトム・ハンクスは「ビル・パクストンはただただ素晴らしい人だった。すてきな人だった」とツイート。『ターミネーター』『トゥルーライズ』などで共演したアーノルド・シュワルツェネッガーは「ビル・パクストンはどんな役でも見事にこなせたが、寛大な心を持った素晴らしい人間というビルでいるのが一番だった。ご遺族にお悔やみ申し上げます」とツイートし、哀悼の意を表した。

 ほか、ジェイミー・リー・カーティスやシャーリーズ・セロン、ケヴィン・ベーコン、ロン・ハワードなど、多くのハリウッド関係者がビルの功績を偲び、冥福を祈っている。