人気歌手テイラー・スウィフトが2014年にリリースしたアルバム『1989』に収録されているヒット曲『シェイク・イット・オフ/SHAKE IT OFF』で、歌詞の一部を盗用したとしてソングライターのショーン・ホールとネイサン・バトラーに訴えられたという。

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 The Hollywood Reporterによると、ホールとバトラーの2人は『シェイク・イット・オフ/SHAKE IT OFF』の歌詞「players,they gonna play,and haters,they gonna hate」を盗用されたとカリフォルニア州連邦裁判所に訴えを起こしたとのこと。
2人は2001年に女性グループ「3LW」のために『Playas Gon’Play(原題)』の歌詞を共同執筆したという。その曲に「Playas,they gonna play/And haters, they gonna hate」という歌詞があるという。

 原告側の代理人は「players,they gonna play,and haters,they gonna hate」は今ではよく使われるフレーズかもしれないが、2001年当時は新しかったとし、2001年の楽曲では「playas,haters,callers,and ballers」の4タイプの人間を指す言葉が出てくるという。テイラーは「callers」と「ballers」の代わりに「heartbreakers」と「fakers」を使ったとのことだ。

 テイラーの代理人は「金目当てのバカげた訴えにすぎません。法律は簡潔明瞭です。
訴えても無駄なことです」と、声明を通じて2人の訴えを一蹴している。テイラーは以前にもミュージシャンのジェス・ブラハムから同様の訴えを起こされたが、本件については裁判所が棄却した。