
【関連】月川翔監督インタビュー写真&『君の膵臓をたべたい』場面写真
膵臓の病を患う桜良(浜辺)と、偶然彼女の病気を知ってしまったクラスメイトの【僕】(北村)。12年後、桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヵ月を思い出していく。そして、ある事がきっかけとなり、桜良が伝えたかった本当の想いを知ることになる―。
月川監督は、ヒットの要因について「もちろん、原作が人気だったこと。そして、(原作では描かれていなかった)12年後の大人になった【僕】を描いたことで、間口が広がったと思います。“難病もの”というとみなさんが想像する展開があると思いますが、確実にそれを裏切る驚きがこの作品にはあります」と語り、“胸キュンもの”や“難病もの”を超えた展開があったからこそ、多くの人に受け入れられたと分析。さらに、「誰だって1日の価値は同じなんだということを鮮やかに描いた作品。なおかつ、“人が亡くなって悲しい”という映画ではなく、“生きること”についての映画になったところがポイントだと思います」と語る。