映画『トランスフォーマー』シリーズの監督マイケル・ベイが、2011年頃にスティーヴン・スピルバーグ監督で進められていた、米作家ダニエル・H・ウィルソンの人気SF小説『ロボポカリプス』の映画化に着手すると、Varietyが報じた。

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 『ロボポカリプス』は2030年の未来を舞台に、優れた人工知能が開発された結果、ロボットたちが反乱を起こし、人類が絶滅の危機にさらされるというストーリー。
2011年頃からスピルバーグ監督が進め、一時期は映画『マイティ・ソー』シリーズの俳優クリス・ヘムズワースが主演候補に挙がっていたが、2013年に製作の無期延期が伝えられた。

 2017年の『トランスフォーマー/最後の騎士王』以後、ベイ監督はトム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズのドラマ化や、『トランスフォーマー』シリーズのバンブルビーを中心に描くスピンオフ『Bumblebee(原題)』などの製作に着手していたが、『ロボポカリプス』映画版ではメガホンを取るべく、交渉に入ったという。スピルバーグはプロデューサーとして携わる見込みだ。

 ベイ監督はまた、『ロボポカリプス』映画版の前に、映画『デッドプール』とその続編で脚本を担当するポール・ワーニックとレット・リースが書き下ろしたアクション映画『6 Underground(原題)』を監督するという。あらすじは明らかになっていないが、2019年夏の全米公開を目指し、今夏から製作に入るとのことだ。
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