
【写真】映画『旅のおわり、世界のはじまり』ウズベキスタンでの撮影の様子
日本とウズベキスタンが共同製作する本作は、取材でウズベキスタンを訪れた女性レポーター・葉子が、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描く。
前田は6年前、黒沢監督の日中合作映画『一九〇五』に出演予定だったが、同作は2013年に製作中止に。本日27歳を迎えた前田は「黒沢監督の作品で主演をつとめるのは、私にとっても一番の夢でした」と明かす。「お話をいただいた際、黒沢監督から『ウズベキスタンといえば、前田敦子だと思いました』と言われた時は、どうしてかなと思ったんですけど(笑)、黒沢監督のこれまでの作品と異なる色になる作品に関わることができて嬉しいです」と喜びのコメント。
約1ヶ月にわたるオール海外ロケ撮影を行った前田は、ウズベキスタンでの撮影について「現地へ行く前は、すごく構えてしまっていたのですが、驚くほど良い所だと思いました。街の人たちも、本当にいい人で、言葉が通じなくても、この国なら生きていけると、異国で初めて思いました」と振り返っている。