米陸軍の憲兵隊で捜査官を務めていた元エリート軍人の活躍を描くトム・クルーズ主演『ジャック・リーチャー』シリーズ。原作者リー・チャイルドが、テレビドラマ企画があることを明かしたという。


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 これまでにトム主演で2012年に『アウトロー』、2016年に『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が製作・公開されたが、小説シリーズは23作が出版されている。Deadlineによると、チャイルドはトム主演の映画版はもう製作されないと語り、トムがテレビドラマ版に関わることもないという。

 チャイルドいわく、映画版を製作したスカイダンス・テレビジョンと、配給のパラマウント・ピクチャーズ傘下のパラマウント・テレビジョンが、テレビドラマ版を共同製作することになるとのことだ。企画は初期段階で、キャストや放送局なども決定していないという。

 チャイルドはBBC Radioとのインタビューでジャック・リーチャーを演じたトムを称えつつ、「彼はリーチャーの体つきではなかった」と語り、「とどのつまり、読者は正しかった。リーチャーの大きさは非常に重要で、彼という人間を表す上で切り離せない」と語った。


 その上で、「だから私は決断した。トム・クルーズ主演の映画はもうない。代わりにNetflixかどこかで作品化する。全く新しい俳優を起用し、長期的なストリーミング配信のドラマか何かにするつもりだ」と、計画を明かしたという。

 「リブートして始めからやり直す。(リーチャーを演じる)完璧な俳優を賢明になって見つけるよ」とのことだ。


 Den of Geekによると、原作ではジャック・リーチャーは身長6フィート5インチ(約195cm)で、胸囲50インチ(約1.27m)、体重は210~250ポンド(約95~114kg)。アイスブルーの瞳とダーティ・ブロンドヘアと描写されているという。

 果たして誰が新ジャック・リーチャーを演じるのか。続報を楽しみにしたい。