【写真】映画『バンブルビー』場面写真
映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作となる本作は、1980年代を舞台に、傷ついたバンブルビーと、自分の居場所を見つけられない少女チャーリーの心の交流を描く。チャーリーを演じるのは映画『スウィート17 モンスター』で等身大のティーンを演じ、同世代の圧倒的な支持を集めるヘイリー・スタインフェルド。監督は、第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』で知られるトラヴィス・ナイトで、本作が実写映画監督デビューとなる。
1987年、海辺の田舎町。父親を亡くした悲しみから立ち直れないチャーリーは、18歳の誕生日に廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。自宅に乗って帰ったところ、車が突如、変形(トランスフォーム)してしまう。驚くチャーリーを前に、逃げ惑う黄色の生命体。チャーリーは何かにおびえる黄色い生命体に「バンブルビー(黄色い蜂)」と名付け、かくまうことを決める。
ナイト監督は2つのキャラクターについて、「少女の複雑な心情を、時にはコミカルに、時には感情的に捉えようと思っていた。一方、バンブルビーは今作で男性的な部分を描き、主人公の少女チャーリーとバンブルビーで、1枚のコインの裏表の役割を果たしているんだ」と語る。ポスターにも、そうした”最高の相棒”としての2人の関係性が鮮やかに写し出されており、当初は日本オリジナルで制作されたものの、海外からも使用希望が殺到。ヘイリーもインスタグラムに「あなたの街で、このバンブルビーのポスターを見つけたら私をタグ付けして投稿してね!」と投稿するほど気に入っている様子だ。
併せて公開された新予告では、数奇な出会いから2人が心を通わせていく様子や、決死の覚悟でチャーリーを守り抜くバンブルビーの姿が描かれ、チャーリーがバンブルビーを抱きしめ「ずっと一緒にいる」とつぶやく場面など、強い絆で結ばれた2人の物語への期待が膨らむ仕上がりとなっている。
映画『バンブルビー』は2019年3月22日より全国公開。