女優の稲森いずみが、5日に都内で開催された主演ドラマ『連続ドラマW それを愛とまちがえるから』(WOWOWプライム/2月9日より毎週土曜22時)完成披露試写会に、共演の鈴木浩介仲里依紗、司会のLiLiCoとともに出席。本作で連ドラ出演が26年連続となった稲森は「実はへヴィーな内容なんだけど、それを軽やかに、構えることなく受け入れられる」と作品の魅力を語った。


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 井上荒野の同名小説を原作とする本作は、専業主婦の伽耶(稲森)が、仕事熱心で性格も合うがセックスレスな夫の匡(鈴木)、そして周囲の人々と織りなす日々を描く大人のラブコメディだ。

 稲森は不倫を題材とした他の作品と異なる点を聞かれると「(物語の設定上)夫婦公認の恋人がいると聞くと、突飛もないドラマだなと思うと思うんですけど、実は普遍的な愛の話であって」と言い「面白い言葉やセリフ回しで(描く)。実はへヴィーな内容なんだけど、それを軽やかに、構えることなく受け入れられる。そういう独特な雰囲気のドラマ」と作品の魅力を語った。

 一方、整体師で匡の恋人でもある逢坂朱音を演じる仲は、現場の雰囲気が明るいと発言。「今まで私がやって来た不倫ドラマはドロドロのヘドロみたいな感じだったので(笑)、全然違う、ポップな。
これは不倫ドラマですよね?みたいな感じ」と続けて会場を沸かせていた。

 この日は、伽耶と不倫関係にある漫画家・星野誠一郎に扮する安藤政信も出席予定だったが、スケジュールの都合で欠席。安藤は手紙で「去年の夏に、少年時代の林間学校で体験したような感覚の作品でした。触れるすべてが新鮮で、いとおしい日々でした。稲森さん、浩介さん、里依紗さんと作った芝居は、本当に楽しく、そんなグルーヴが視聴者に届けば嬉しいです」とメッセージを寄せた。

 『連続ドラマW それを愛とまちがえるから』は、WOWOWプライムにて2月9日より毎週土曜22時放送(全5話・第1話無料放送)。