映画『僕に、会いたかった』に主演するEXILEのTAKAHIROが9日、劇中の舞台であり、撮影地ともなった島根県の県立隠岐島前高校で行われた上映会に、松坂慶子、秋山真太郎、錦織良成監督とともにサプライズで登場した。生徒たちから大歓声を浴びたTAKAHIROは「映画の舞台となっているこの場所に戻ってくることができて、うれしい」と大きな笑顔。
「なんでそんなにかっこいいんですか?」といった生徒たちからの直球質問にも答え、会場を盛り上げた。

【写真】TAKAHIROらキャストがサプライズ登場! 隠岐の島で行われた上映会の様子

 本作は島根県の隠岐の島を舞台に、ある事故がきっかけで記憶を失くした元漁師の男・徹(TAKAHIRO)が、“島留学”にやってくる学生との出会いや周囲の人々の優しさに包まれながら、自分自身を見つけようとする姿を描く人間ドラマ。劇中でも描かれる“島留学”は、都市部で生まれ育った子どもたちが、高校3年間を島で暮らしながら学ぶことのできる制度。県立隠岐島前高校では、全校生徒のうち約半数が島留学生として、地域の人と絆を育みながら勉学に励んでいる。

 高校の入学式当日となったこの日。錦織監督だけが来場すると伝えられていた生徒たちだが、TAKAHIROらキャスト陣も駆けつけていると聞くと、「ええ!?」とパニック状態。
TAKAHIROは「キャー!」と黄色い歓声が上がる中、「こんにちは!」と元気よく挨拶した。漁師役とあって、たくましい体型を作るために筋トレに励んだが、「運動場の鉄棒を使って筋トレしていた。寮の食堂でカレーも食べた」と校内の施設を利用していたことを明かすと、生徒たちは「ヤバい!」と目を輝かせていた。

 またTAKAHIROが生徒たちからの質問にも答えたいと申し出ると、男子生徒から「なんでそんなにかっこいいんですか?」とストレートな疑問を投げかけられた。「俺にもわからないんだよね」と、茶目っ気たっぷりに切り出して会場の笑いを誘ったTAKAHIROは、「男の鏡はリーダーのHIROさん。いつも人のことを思い、優しさの裏側に強さもある。
そういう生き様が男をかっこよくすると思う」と男気あふれる回答。さらに「夢を叶える努力をして、たくさん恋もすると思う。そうやって自分磨きをしてほしい」と続けつつ、「好きな人はいるの?」と逆質問。近くにその男子生徒の彼女がいることがわかると「おいおい!」と突っ込むなど、サービスたっぷりのトークに生徒たちからも笑顔がこぼれていた。

 映画『僕に、会いたかった』は5月10日(金)より全国公開。