1992年に俳優のダニエル・デイ=ルイス主演で映画化された米作家ジェイムズ・フェニモア・クーパー原作『ラスト・オブ・モヒカン』。海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』や『エイリアニスト』の製作総指揮で監督も務めるキャリー・フクナガが、テレビドラマ化を進めているという。


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 Deadlineによると、フクナガはパラマウント・テレビジョンのもと、海外ドラマ『アメリカン・クライム』や『ザ・フォロイング』のニコール・カッセル監督とタッグを組んだとのこと。脚本はフクナガが映画『リメンバー・ミー』のニック・オズボーンと執筆し、カッセル監督がメガホンを取るという。

 『ラスト・オブ・モヒカン』はフレンチ・インディアン戦争が背景となる18世紀半ばのアメリアが舞台。1992年の映画版は原作と設定などが異なっていたが、ドラマ版ではモヒカン族の青年ウンカスと、イングランド軍の隊長の娘コーラの愛を中心に描くとのことだ。

 カッセル監督は「このすばらしいチームの一員となり、アメリカ史のこの作品の年代に新しい光と視点をもたらすことに興奮しています」と語り、「キャリーとニックの脚本は読み応えがあり、新鮮です」と作品の方向性に太鼓判を押している。