平成仮面ライダーシリーズ最終作『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系/毎週日曜9時)では、平成から令和への変わり目となる第33話(4月28日)と第34話(5月5日)に、シリーズ第6作『仮面ライダー響鬼』(2005年1月~2006年1月)で仮面ライダー響鬼/ヒビキの弟子となった桐矢京介役の中村優一と、仮面ライダー轟鬼/トドロキ役の川口真五が友情出演。それぞれ当時の役を演じ、シリーズ中でも異色だった楽器を使う“音撃戦士”たちが復活する。


【写真】『仮面ライダージオウ』に中村優一&川口真五が出演

 未来の自分=“最凶最悪の魔王”オーマジオウと肩を並べようとするソウゴ(奥野壮)と、そんな彼を支援するゲイツ(押田岳)、ツクヨミ(大幡しえり)、ウォズ(渡邊圭祐)。一方、オーマジオウが支配する世界ではない違う未来を構築しようと平成仮面ライダーのライドウォッチを狙うスウォルツ(兼崎健太郎)、ウール(板垣李光人)、オーラ(紺野彩夏)のタイムジャッカーたち。そんな2組の戦いの中に現れるのが、京介(中村)とトドロキ(川口)だ。

 かつて「鬼になりたい」と言っていた小学校の同級生がいたことを思い出したソウゴは、彼の師匠がヒビキという鬼=仮面ライダー響鬼であることを知り、ゲイツと共に彼を訪ねることに。そこへ突如アナザー響鬼に襲われ、二人は迎え撃つが、響鬼ライドウォッチを持たない二人はアナザー響鬼に苦戦。そんな二人を救うのが、古代から続く力で人々を守る鬼・トドロキ。
トドロキは仮面ライダー轟鬼に変身、アナザー響鬼を追い詰めるが…。

 ソウゴとゲイツは轟鬼を響鬼と誤認するが、そんな誤解を解くのが、新たに現れた京介。そして自らを「俺は桐矢京介。響鬼だ」と名乗る。ソウゴらは京介に響鬼ライドウォッチを手に入れるための協力を申し出るが、京介は交換条件としてソウゴらに鬼になるための厳しい特訓を要求する。その中には太鼓を叩く訓練も。
ライドウォッチのためならと特訓に励むソウゴ、ゲイツ、そしてウォズ。さまざまな謎を絡ませつつストーリーは進行、そして轟鬼によるギターを使った“音撃”など『仮面ライダー響鬼』の世界が2019年によみがえる。

 京介役の中村は「桐矢京介として約13年ぶりに再び出演することができ、とても嬉しいです。監督は『響鬼』の時に僕の登場回を撮られた諸田敏監督で、すごいご縁を感じました」とコメント。

 轟鬼/トドロキ役の川口は「41歳にして轟鬼に変身させていただけたことは、非常に感慨深いものがありました。ただ、少しだけアクションがあったのですが、せっかくアクション監督の宮崎さんが格好良く付けて下さったのに、わたしは老いを感じるだけでした(笑)」と話す。


 『仮面ライダージオウ』はテレビ朝日系にて、第33話「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」が4月28日9時、第34話が5月5日9時放送。