アメリカ、イリノイ州の都市ヘーリンで、逃走中のブタが捕獲の手を逃れ数ヵ月逃げ続けている。今では地元の非公式マスコット的な存在となり、“ポークチョップ”と言うあだ名がつけられている。
海外メディアUPIが伝えた。

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 ヘーリンの住人らは、今年の初頭からポークチョップが繋がれずに走り回っているところを目撃している。

 動物管理局員のマデリン・ホルデンは、地元テレビ局KFVS-TVに対し「そのブタには飼い主がおり、以前連絡を取りました」「しかし彼らもブタを捕まえられず、我々にも捕まえられない。つまり現時点で、そのブタはおそらく一匹の居住者だと言えるでしょう」とコメント。

 住人らはフェイスブックグループを作り、ポークチョップの目撃情報を収集。グループのメンバーは2100人を超える。
グループ内では、これまで失敗に終わったポークチョップの捕獲劇について複数メンバーが書き込んでいるという。

 ホルデンは、ポークチョップは最初の目撃情報から体が大きくなっていると話し「複数の場所で残飯にありついているのです」「公園に行きそこで食べています」。ポークチョップは人懐っこいそうだが、子供がいる場合やペットがいる場合にはポークチョップに十分注意するよう呼びかけている。