俳優の溝端淳平が22日、都内で行われたオトナの土ドラ『仮面同窓会』の囲み取材会見に出席。民放ドラマ8年ぶりの主演に「お芝居に対する考え方が変わった」と強い意気込みで臨んだことを明かした。


【写真】溝端淳平&瀧本美織が出席、ドラマ『仮面同窓会』囲み取材会見の様子

 本作は、雫井脩介によるミステリー小説の連続ドラマ化。高校時代に体罰を受けた教師に仕返しをしようと親友4人で結成した“仮面同窓会”。少し痛めつけて放置するはずが、事態は思わぬ方向に転がりはじめてしまう…。溝端は高校卒業後、故郷を離れ、過去に蓋をして生きている住宅設備機器を扱う営業マン・新谷洋輔を演じる。会見には、洋輔の元クラスメイトで、クラスの憧れの存在だった竹中美郷に扮する瀧本美織も出席した。

 溝端はこの8年間を「舞台で蜷川(幸雄)さんと出会ったことが大きかった。アーサー・ミラーや寺山修司さんなど難解なものにチャレンジして、俳優として成長できるように精進してきた8年でした」と振り返ると「このタイミングで、こんな素晴らしい作品に巡り合えたことに感謝です。話を聞いたときは鳥肌が立ちました。同時に身が引き締まる思いで、しっかりと素敵な作品になるように頑張って演じました」と意気込んだ。

 そんな溝端の熱意に、瀧本も「すごい経験をされてきた先輩。自分も頑張らないといけないと感じて臨みました」と語ると、自身もNHK連続テレビ小説『てっぱん』で共演した遠藤憲一から「お前は俺の教科書だ」と言われたエピソードを披露。言葉をかけられた当時は、その意味をあまり理解していなかったというが、後々「お芝居を始めたときの新鮮な気持ちを忘れるなよ」と理解したと述べると「この言葉があるからこそ、いま誇りを持ってお仕事を続けられています」と笑顔を見せていた。


 また本作には先日、女優の川栄李奈と結婚を発表した廣瀬智紀も、溝端の同級生役として出演している。溝端は「まだ(報道後)会っていないんですよね。次会ったときにはおめでとうと言いたいです」と語っていた。

 オトナの土ドラ『仮面同窓会』は東海テレビ・フジテレビ系にて6月1日より毎週土曜23時40分放送。
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