【写真】『S.W.A.T.』ストリート役のアレックス・ラッセル インタビューフォト
70年代に放送され、日本でも人気を博した『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリブート版である『S.W.A.T.』。日本でシーズン2の放送がスタートする矢先、シーズン3の製作も決定した人気番組だ。「『特別狙撃隊S.W.A.T.』は伝説的な番組だけど、僕たちが出演している『S.W.A.T.』は全く新しい内容なんだ。非常にタイムリーな社会問題を扱っているし、オリジナルな作品だと思う。だから出演できてとても光栄だし、両親も喜んでいるよ!」と、番組の一員である喜びを語るアレックス。
彼が演じているストリートは、シーズン1のラストでS.W.A.T.のリーダーであるホンドー(シェマー・ムーア)からチームを外されてしまったが、アレックスは「僕はこの展開を気に入っているんだ。叱られても結局チームに残れるという展開はよくあるけど、ホンドーはストリートを甘やかさなかった。そこが良かったと思う。あくまでも、シーズン2に僕の出番はちゃんとあると分かっていたから言えることなんだけどね(笑)。俳優としては、S.W.A.T.以外の制服を着て演じられたことにもワクワクしたよ」と、ストリートのS.W.A.T.脱退に対する心境を語ってくれた。
シーズン2では、ストリートがチームに戻れるのかが物語のカギとなるが、「彼はかなりのどん底を味わうけれど、成長しようと努力するんだ。
『S.W.A.T.』にはハードなアクションシーンが多いが、実際のS.W.A.T.の元隊員による指導を受けて撮影に臨んでいるという。「トレーニングをしっかりと続けているんだけど、元隊員の方からどんどんうまくなってきていると褒められたんだ。銃の構え方や格闘の仕方など、完璧にしようと頑張っているよ」と語るアレックス。もちろん非常に危険なシーンはスタントマンが担当するが、アレックス自身もできるだけ演じるようにしているという。
S.W.A.T.はチームワークが何より重要だが、演じているキャストたちもみんな仲が良く、カメラが回っていない時はたくさん話をするという。「シェマーとケニー(・ジョンソン/ルカ役)とジェイ(・ハリントン/ディーコン役)はスポーツの話でよく盛り上がっているし、僕とリナ(・エスコ/クリス役)は食べ物の話をよくするんだ。『このレストランがいいんだよ』とかね。ケニーとはスピリチュアルな話をするし、デヴィッド(・リム/ヴィクター役)とは冗談ばっかり言い合ってる。
2012年、映画『クロニクル』に出演して注目を集めたアレックス。現在はTVドラマである『S.W.A.T.』にレギュラー出演しているが、「今後もシーズンオフには映画に出演していきたいと思っているよ。最近は主演作『Under My Skin(原題)』を撮り終えたばかりで、この映画ではプロデューサーも務めている。僕は映画もTVドラマも大好きなんだ。出演するのも観るのもね」と、映画とTVドラマへの愛を語った。
『S.W.A.T. シーズン2』は、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて、6月28日(金)22時より、独占日本初放送スタート。