【写真】『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』に主演する岡田健史
本作は、秋田書店のWebマンガ雑誌「マンガクロス」で連載され、単行本が累計15万部を突破した新島秋一による同名の4コマ漫画をドラマ化。東京で暮らす男子高校生・東京(あずま・みやこ/岡田)が、博多から転校してきた幼なじみ・博多乃どん子(福田)と再会し、博多弁&博多愛で遠慮なしに自分を巻き込むどん子に戸惑いながらも、遅咲きの初恋をこじらせていく“上京ラブ・コメディ”。
野間口徹、森口博子、原沙知絵、光石研と同郷の先輩がずらりと顔をそろえる撮影現場は、2人にとっても居心地のいい空間だったよう。岡田が「福岡出身の方とお仕事するのはほぼ初めて。僕が演じる京は博多弁のシーンはあまりなかったのですが、周りで博多弁を話しているのを聞いて身近に感じるのも久しぶりで、懐かしい思いがしました。セットにも博多のものが多くて地元にいた頃を思い出しました」と語ると、福田も「どん子ちゃんはバリバリの博多弁の女の子なので、福岡にいた頃の自分と違和感なく、素のままのイントネーションでできました」と笑う。
今回が初共演となった岡田と福田だが、お互いの印象を聞いてみると、「どん子のイメージぴったり」と岡田は断言。「天真らんまんで、ハキハキしていて。最初にお会いしたときも元気よくあいさつしてくれて、もうそこで“どん子”というキャラクターが見えた感じがして、福田愛依さんがどん子でよかったなと思いました」。 一方の福田は「私は『中学聖日記』を見ていたので、最初に共演のお話を聞いたときは『は!』『え!』って(笑)。
上京してからそんなに経っていない2人だが東京と福岡の違いを聞くと…。「ごみを出す時間が違う。福岡では夜に出すのですが、東京では朝なのでびっくりしました。空港が遠いのもびっくり。日照時間も違いますよね」とどん子さながら話の止まらない福田に、岡田も笑いながら「冬は全然違うよね」とうなずき、劇中の京とどん子のようなほほえましい関係性を見せる。
「こんなに早く自分の故郷である福岡を舞台にした作品に出られることはうれしい」(岡田)、「こんなにせりふがたくさんあるのは初めてなので新しい挑戦になりました」(福田)と意気込みを語る本作。福岡愛あふれるキャスト&スタッフの思いの詰まった中で、若き2人が見せる初々しい魅力に注目だ。
FBS開局50周年スペシャルドラマ『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』は、FBS福岡放送にて7月19日19時放送。放送終了後から動画配信サービスHuluにて配信。