女優の桜井ユキが11日、都内で行われたドラマ『だから私は推しました』完成試写会に出席。地下アイドルを応援するオタク役を演じたことで「一目ぼれのような不思議な感情」が芽生えたことを明かした。


【写真】桜井ユキ、白石聖演じる地下アイドル“ハナちゃん”への思いを告白

 桜井演じる他人から"イイネ"と言われたいアラサー女子・遠藤愛は、婚約者にフラれて人生のどん底に落ちたときに白石聖演じる地下アイドル・ハナと出会う。本作では"オタク沼"にハマり、ハナを全力でサポートする愛を待ち受ける運命が描かれる。

 今回演じた役どころについて桜井は「今まで感じたことのない感情を感じる日々です。不安もあったんですけど、楽しみだなと。日々撮影をしていると返っていくような感覚があります」とコメント。

 また、アイドルのライブを間近で観た感想については「ステージに出てきたときに、本当に感動しまして。
ハナちゃんが衣装を着て、ステージに登場してきたときの感情は一目ぼれのような不思議な感情でしたね」と目を輝かせていた。

 さらに白石演じるハナとの関係について「公園でハナちゃんと話すシーンは、初恋のような絶妙な距離感でした。近づきたいんですけど、壊したくないというか。貴重な経験ですね」とオタクを演じることで芽生えた感情もあったことを明かした。

 本作では刑事役としてシリアスな演技をみせるハライチ澤部佑は「1話2話を観て、涙してしまいました。澤部がこんなに揺さぶられることはないです」と大絶賛。


 役柄について「私はほぼ"澤部"で出ているようなのしか経験がないので、その点の緊張はありましたけど、愛(桜井)の座長感というか…」と語り出すと、桜井が突如目を抑え「泣いてるわけじゃないんですけど、なんか昨日の夜から左目から涙が...」と告白。

 澤部は、桜井の告白に困惑した表情で「なんですかその奇病は」とツッコミを入れ、続けて「澤部の一言でグッときた、みたいなシーンにしといてください」と会場の爆笑をさらった。

 ドラマ『だから私は推しました』は7月27日スタート。NHK総合にて毎週土曜23時30分放送。全8回。