俳優のムロツヨシ古田新太のダブル主演で12日にスタートするドラマ『Iターン』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)第1話が今夜放送。ムロ扮する広告代理店の左遷支店長が、ヤクザの組長2人に挟まれ危機的状況に陥る。


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 本作は、『侠飯』『すじぼり』などの作品で知られる福澤徹三の同名小説を、『下衆の愛』『獣道』などを手掛けた映画監督・内田英治が全話の脚本・監督を務めて実写ドラマ化。左遷先の“修羅の街”で対立する二大ヤクザににらまれ、不幸の無限ループに陥る中年サラリーマンを、テレビ東京のドラマには初主演となるムロが演じ、昔気質なヤクザの親分を古田が務める。また、古田率いる岩切組をつぶそうと企む「竜崎組」の組長・竜崎剣司役を田中圭が演じる。そのほか、女優の黒木瞳、俳優の相島一之笹野高史、ラッパーの般若らがレギュラーキャストとして脇を固める。
 
 中堅広告代理店・宣告社に勤める狛江光雄(ムロ)は左遷同然の人事で日本最果ての街・阿修羅市へ単身赴任する。社員2名の貧弱支店の支店長になった狛江は「業績アップしなければ即閉鎖・即解雇」と無理難題を押し付けられ、業者の見直しや新規の営業など、本社仕込みの営業手腕で売り上げアップを図る。


 そんな中、新規でチラシの制作を請け負った会社から電話があり、狛江が担当したチラシにとんでもないミスがあることが発覚。しかもその会社は「竜崎組」というヤクザの会社だということがわかる。

 さらに、追い打ちをかけるように「岩切組」の親分・岩切(古田)も怒鳴り込んできて、突然2人の組長に挟まれ危機的状況になるのだが…。

 ドラマ24『Iターン』は、テレビ東京系にて今夜7月12日より毎週金曜24時12分放送。