国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版第28作目となる『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が2020年に公開されることがわかった。監督はアニメ『ラブライブ!』シリーズや『宝石の国』の京極尚彦が務める。


【写真】『クレヨンしんちゃん激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』タイトルロゴ

 1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、2020年で30周年を迎える『クレヨンしんちゃん』。アニメ作品は1992年より放送が続いており、映画シリーズも毎年大ヒットを記録し続け、全国の老若男女に笑いと感動を届けている。

 シリーズ第28作目となる本作では、誰もが一度は思い描く「もしも自分の描いた絵が動きだしたら…」という夢をテーマに、嵐を呼ぶ5歳児・野原しんのすけが、クレヨン1本を手に、そんな楽しい世界を描き出す。テレビシリーズでは以前から演出を担当してきた京極が劇場版を初監督し、脚本は映画『婚前特急』『そこのみにて光輝く』の高田亮とタッグを組む。

 今回解禁となった特別映像で描かれるのは、遥か上空、逆さに浮く王国=ラクガキングダム。そこには光り輝く1本のクレヨンが。
そして、突如迫り来るラクガキングダムに地上の人々が逃げ惑うなか、輝くクレヨンを手に全力でラクガキをするしんのすけの姿が映し出される。ラストには、お馴染みのキャラクター“救いのヒーロー”ぶりぶりざえもんも登場し、果たしてどのようなストーリーになるのか、気になる映像となった。

 京極監督は「今作はタイトルにもある『クレヨン』が大きな事件を巻き起こします。空に浮かぶお城の正体とは!? ぶりぶりざえもんも登場します! しんのすけとその仲間たちから生まれる新しい物語。どうぞお楽しみに!」とコメント。脚本の高田は「しんちゃんの予想のつかない言動に私自身も翻弄されながら、自由な発想が最も力を持つことを信じて書きました。
観れば誰もが勇者になれる!」とアピールした。

 『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は2020年ゴールデンウィークに全国公開。