女優の高畑充希が主演を務めるドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)。今夜ついに最終回を控える中、高畑演じる主人公・北野サクラと、サクラが勤めていた花村建設で、人事部長から副社長まで昇りつめた黒川森雄役を演じた椎名桔平が同時にクランクアップを迎えた。


【写真】同時にクランクアップを迎えた高畑充希と椎名桔平

 過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない主人公・サクラと、彼女を見守る同期入社の仲間たちが駆け抜けた10年間を、1話で1年ずつ描いていく本作は、遊川和彦によるオリジナル脚本で、遊川をはじめ、高畑主演で2017年7月期に放送された『過保護のカホコ』の制作チームが再集結している。

 高畑と椎名の最後のシーンとなったのは、花村建設内のエレベーター前のシーン。サクラの最後のセリフは、「重役専用のエレベーターなど作らず、社員全員が乗れるようにすればいいと思わないか?」という黒川の問いに対して、「思います」という短い言葉だった。

 撮影を終え、監督から花束を受け取った椎名は、「皆さんのおかげで、立派な○○になれました。3ヵ月間、本当にお疲れ様でした。ちょこっとずつしか出ていない回もありましたが、これまでの“黒川”という人物を、最終回において、最後に作り上げることが出来たのではないかと思っています。
とてもいいチームに参加出来た喜びでいっぱいです。今夜はこの喜びを持ち帰って一杯やりたいと思います。本当にありがとうございました」とコメント。

 一方、主演の高畑は、「皆さん、お疲れ様でした。朝が早くて体力的にも本当に大変でした。途中何回か、絶対倒れるかと思ったのですが、ビックリするほど体が丈夫に生まれたみたいで、風邪を引くこともなく、最後まで乗り切れて本当に良かったです。
大変ではありましたが、現場の雰囲気も非常に良く、本当に恵まれた環境の中でお芝居が出来たことに大変感謝しております。本当にありがとうございました」とあいさつした。

 あいさつを終えた高畑の元には、蓮太郎役の岡山天音がサプライズで登場。突然のサプライズ訪問に高畑は「嬉しい!!」を連発。高畑と岡山の同期同士の暖かなハグで和やかなムードに包まれ、すべての収録は終了した。

 なお、椎名桔平のコメントの「○○」は、最終回を見れば確認できる言葉となっている。


 サクラと同期たちの激動の10年が完結する、水曜ドラマ『同期のサクラ』最終話は日本テレビ系にて本日12月18日22時放送。