2020年1月上旬にイギリス王室からの離脱を発表したヘンリー王子とメーガン妃。英王室と離脱に関して合意に至り、ヘンリー王子が現地時間19日、自身がサポートする慈善団体センテベール(Sentebale)の夕食会で、離脱に関してコメントした。
自身の決断だったことを明かし、“王子”や“デューク公”としてではなく、国民がその成長を見守ってきた“ハリー”(ヘンリー王子の愛称)として、できる限りの事実を自分の口から伝えたいと経緯や思いを語っている。

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 公式インスタグラムに投稿されたスピーチ動画の中で、ヘンリー王子は「イギリスは僕の故郷であり、愛する場所です。それは決して変わりません」とコメント。「これまでの僕を知っている皆さんなら、僕が妻に選んだ女性が僕と同じ価値観を持った人だと信じてくれていると思います。彼女はまさにそうで、僕が恋に落ちた女性のままです」と、一部メディアやネットで今回の離脱の首謀者と非難されるメーガン妃を擁護した。

 メーガン妃と共に結婚後、誇りを持って国に仕えるという役割を果たすつもりでいたというヘンリー王子。
「今回の結果に至ったことを心から悲しく思っています」と語り、「僕が自分と妻のために下した決断は、簡単に決めたものではありません。何年も難題に向かい合い、何ヵ月も話し合った末のことです。自分が過去に間違った決断をしたことは承知していますが、今回に関しては本当に他の選択肢がありませんでした」と続けている。

 母のダイアナ妃が父のチャールズ皇太子と離婚した時のように、“ロイヤルハイネス(殿下・妃殿下)”の王族の称号を失い、エリザベス女王の代理を務めることや英軍に仕えることがなくなることが決まったヘンリー王子。それらの決定には遺憾の意を示し、メーガン妃に対するメディアの攻撃が今回の決断に関係していることを示唆する場面もあった。

 ヘンリー王子は会場の空気が重苦しくならないよう、所々にジョークを交え、第1子のアーチーくんがカナダで初めて雪を見て、とても喜んでいたことを明かしている。


引用:「The Duke and Duchess of Sussex」インスタグラム(@sussexroyal)