V6の岡田准一が土方歳三役で主演を務める映画『燃えよ剣』より、柴咲コウや鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら、豪華オールスターキャストの緊迫のシーンを切り取った場面写真が解禁された。

【写真】豪華オールキャストが集結! 映画『燃えよ剣』場面写真

 本作は、司馬遼太郎による累計発行部数500万部を超える同名のベストセラー小説を実写化。
新選組副長・土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代・幕末を描く。岡田が土方役を務めるほか、土方と運命的な恋に落ちるヒロイン・お雪を柴咲、新選組局長・近藤勇を鈴木、若き剣士・沖田総司をHey! Say! JUMPの山田、土方や近藤と対立する新選組初代筆頭局長・芹沢鴨を伊藤がそれぞれ演じる。メガホンをとるのは、2017年公開の映画『関ヶ原』で岡田とタッグを組んだ原田眞人。

 今回解禁されたのは、土方を取り巻くさまざまな主要人物の姿を捉えた新カット4点。1点目は、主人公・土方歳三(岡田)と一番隊組長の沖田総司(山田)が険しい表情を浮かべ立ち並ぶカット。幕末という変革の時代で、自分を信じ、新選組の副長として最後まで戦い抜いた、誰もが恐れ、誰よりも愛される、永遠のカリスマの姿が印象的だ。


 そのほか、激動の運命に翻弄されながらも、惹かれ合う土方に想いを馳せ、絵筆を走らせるお雪(柴咲)の凛とした美しい姿や、やがて新選組の局長として対立することとなる近藤勇(鈴木)と芹沢鴨(伊藤)が剣を握る様子、さらに、京都の治安維持のため、過激浪士の駆逐を命じる徳川慶喜(山田裕貴)に対し、会津藩主・松平容保(尾上右近)が目を伏せ聞き入れるシーンと、それぞれの想いや交錯する思惑が漂う緊迫感あふれる場面が披露された。

 さらに、衣装やロケ地といった原田監督こだわりの世界感の詳細も明らかに。衣装デザインは、原田作品を多く手掛けている宮本まさ江が担当し、クールでスタイリッシュな黒の隊服で新選組のイメージを一新。そして、ヘアー&メイクアップとして映画『ハクソー・リッジ』『沈黙-サイレンス-』『SAYURI』など、ハリウッドで活躍するメイクアップアーティストのノリコ・ワタナベが参加し、徹底的にリアリティを追求した洋かつらを使用したビジュアルとなった。

 また、ロケ地は約60ヵ所に及び、西本願寺、二条城、仁和寺、姫路城などの世界遺産や国宝級建造物での撮影を実施。岡田自身、「そこに立つだけで、その場所が(芝居を)助けてくれる。
エネルギーを感じる場所ばかりだった」と語るほど、豪華なロケーションにも注目だ。

 映画『燃えよ剣』は5月22日より全国公開。