【写真】和田瞳が美しい遊女に扮する『悲しき天使』フォトギャラリー
本作は、映画『純平、考え直せ』『夜明けまで離さない』など、悲しい男女のエロスを追い求めてきた森岡利行監督の最新作。
和田は悲しい宿命を背負った遊女・一美に扮し、大胆かつ壮絶な演技を披露。そんな一美と恋に堕ちる女師を悲しくエロティックに演じるのは、男性アイドルグループBOYS AND MENのリーダーで、俳優としても数々の映画やドラマに出演する水野勝。そのほか、森岡監督が率いる劇団“STRAYDOG”の重松隆志、森田亜紀、Netflixドラマ『全裸監督』で話題を呼んだ川上奈々美、そして中西良太、三浦浩一、木下ほうからが脇を固める。
時代から取り残されたような大正建築の遊郭が立ち並ぶ歓楽街。大きな借金を抱えた無職の男・茂はその遊郭で一美という美しい遊女と出会い、女の心のケアをする女師という生き方を選ぶ。
予告編は、歓楽街の風景と笑顔の一美のアップに「僕は生まれて初めて、遊郭に行きました」というセリフが重なる場面からスタート。次いで、一美と茂が愛し合う姿や2人にさまざまな苦難が降りかかる様子、遊郭での壮絶な人間模様などが映し出されていく。映像の合間には「大阪には今も遊郭が残っている」「20分ばかりの春を売る天使たちの過去は悲しい。」「悲しい業を背負って遊郭に生きる女たち」「僕はあの夜、天使に会いました。」という言葉も挟み込まれ、一美と茂が織りなす悲しい純愛の行方が気になる映像となっている。
主演の和田は「初主演で、初のキスシーンとベッドシーン、そして初めて関西弁でのお芝居に挑戦させて頂き、私にとってたくさんの初めてが詰まった思い入れの深い作品になっています」とコメントを寄せた。
赤を基調としたポスタービジュアルは、一美と茂が愛し合う姿を背景に、登場人物たちを配置したもの。
映画『悲しき天使』は4月10日よりシネマート新宿にて2週間限定レイトショー。