テレビアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonより、新ビジュアルとPVが公開。アニメーション制作は、これまで担当してきたWIT STUDIOに代わり、MAPPAが引き継ぐことも明らかになった。


【写真】諫山創のイラストコメント&『進撃の巨人』~クロニクル~ビジュアル

 本作は、「別冊少年マガジン」(講談社刊)連載の、諌山創による漫画『進撃の巨人』をテレビアニメ化。巨人が全てを支配する世界で、まだ見ぬ外の世界に憧れる少年エレンたちと巨人の戦いを描く。これまでにSeason3までが放送され、今回が最終章となる。

 The Final Seasonでは、制作を新たにMAPPAが担当し、スタッフも監督の林祐一郎を中心に一新される。一方のキャスト陣はこれまでのシリーズに引き続き、エレン・イェーガー役の梶裕貴、ミカサ・アッカーマン役の石川由依、リヴァイ役の神谷浩史らが集結する。

 解禁されたPVでは、“壁”の今の様子や、外の世界の戦士たちとの激しい戦闘、そしてエレンとライナー・ブラウンのやり取りが描かれ、「最後の進撃が始まる」というテロップで締めくくられる。


 原作の諌山は「荒木監督を始めWIT STUDIOや作画兵団の皆さんには死ぬほど嬉しい沢山の思い出をありがとうございました! 林監督を始めMAPPAの皆さんとアニメ『進撃の巨人』を引き継ぎ、また素晴らしい思い出を作っていきたいと思います!」とコメント。

 MAPPA代表の大塚学は「この作品を偉大なスタジオ、偉大なクリエイターの方々から引き継ぐということ、それがFINALと名が付くシリーズであるということに、スタジオ一同、身の引き締まる思いです」と意気込み、Season3まで制作を担当してきたWIT STUDIO代表の和田丈嗣は「最高の原作を、僕らが作った土台の上で最高のチームがアニメ化するThe Final Season。期待しかありません」とエールを送った。

 なお、アニメ『進撃の巨人』Season1~3(全59話)を1本に再編集した映画『進撃の巨人』~クロニクル~が、7月17日より期間限定で劇場公開されることも決定した。

 TVアニメ『進撃の巨人』The Final SeasonはNHK総合にて放送予定。